ごきげん歌に乾杯!


ラジオ第一
2013年7月31日(水)
前半 夜 8時05分〜8時55分/後半 夜 9時05分〜9時30分

「ごきげん歌謡笑劇団」から、新しいラジオ番組がスタート! その名も「ごきげん歌に乾杯!」。 コロッケさん・瀬口侑希さんを司会に、豪華ゲストの代表曲や楽しいトークをたっぷりと 楽しんでいただく75分です!
ゲスト(50音順)

水森かおり
水森かおり
三山ひろし
三山ひろし
吉幾三
吉幾三

懐かしい名曲を、さすらいの歌姫・瀬口侑希さんが、
アコーディオン男爵・山岡秀明さんの演奏で歌います。
「こんにちは赤ちゃん」(オリジナル歌手:梓みちよ[昭和38年])

コロッケさんが、リスナーの皆さんからいただいた
お便りをテーマに語ります。
・身の回りで起きた『ちょっとイイ話』
・忘れられない『人との出会い』
・今伝えたい『感謝の気持ち』
・私が『幸せを感じる瞬間』
・コロッケさんへの質問
など、エピソードを添えて番組までおハガキでお寄せください!

おハガキはこちらまで!
放送曲目
前半
吉幾三 「酒よ」
「酔歌」
「雪國」
水森かおり 「鳥取砂丘」
「ひとり薩摩路」
「東尋坊」
三山ひろし 「人恋酒場」
「女に生まれて」
「南国土佐を後にして」
瀬口侑希・
山岡秀明 「こんにちは赤ちゃん」
瀬口侑希 「海峡」
後半
瀬口侑希 「夫婦つくしんぼ」
三山ひろし 「男のうそ」
水森かおり 「伊勢めぐり」
吉幾三 「その昔」

今日のコラム


7月31日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

自分自身への説得

 説得というものは、他人に対するものばかりとは限らない。自分自身に対して、説得することが必要な場合もある。自分の心を励まし、勇気をふるい起こさねばならない場合もあろうし、また自分の心を押さえて、辛抱しなければならない場合もあろう。そうした際には、自分自身への説得が必要になってくるわけである。

 私がこれまで自分自身への説得をいろいろしてきた中で、いまでも大切ではないかと思うことの一つは、自分は運が強いと自分に言い聞かせることである。ほんとうは強いか弱いかわからない。しかし、自分自身を説得して、強いと信じさせるのである。そういうことが、私は非常に大事ではないかと思う。




2013年7月31日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼3年前のきょう、小欄はこう書いた。「おとといの民主党両院議員総会の有り様に、この党を見限った人もおられよう」。やはり参院選が戦われた夏だった。自民1強体制が固まった7月の言葉から

▼今回、ネット選挙が解禁となった。東京経済大教授の西垣通(にしがきとおる)さん(64)は「ネットは切実な政治的議論の場としては未成熟」と見る。炎上など負の側面もある。「ネット上でも自分を賭して責任ある発言を投げかける文化をまず育てたい」▼原発も問われた。事故の衝撃が風化していないか。沖縄出身で、福島原発に40年関わってきた技術者の名嘉幸照(なかゆきてる)さん(72)は、「かつて沖縄で、『俺たちは日本人ですか』と本土の人によく言った。同じ言葉を福島の人に言わせたくない」

▼憲法論議は深まらなかった。家族は助け合えと自民党の改憲草案は促すが、生活に困る人々を支援している府中緊急派遣村の松野哲二(まつのてつじ)さん(64)は懸念する。「幸せな家族をつくれない人は、淘汰(とうた)されて当然、という国になりかねない」

▼広島、長崎の日を前に米国の元国務長官コリン・パウエルさん(76)が本紙に答えた。「まともなリーダーならば」核兵器を使おうなどとは決して考えないだろう。「使わないのであれば基本的には無用だ」

▼ラーメンの歴史を研究する英ケンブリッジ大准教授のバラック・クシュナーさん(45)が言う。「中国はラーメンの『領有権』までは主張してません。日中間に建設的な未来を築く道はまだ開けています」。かくあれかし。

今日のコラム

7月30日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

声をかけるサービス

 商売をしている限り、いつの時代でもサービスは大事ですが、中でも特に故障や不満のないときのサービスということが大事です。

だんだん暑くなってきて、扇風機がそろそろ要るようになる。そんなとき、ちょっと立ち寄って“去年の扇風機の調子はどうですか”と声をかける。

また“お納めした品物の具合はどうでしょう”と聞いてみる。

いわば“声のサービス”です。これは全くの奉仕で、それですぐどうこうというものではないでしょうが、ご需要家にしてみたらどんなに嬉しく、また頼りに思われることでしょう。

そういうところに、商売をする者の真の喜びを感じ、尊さというものを自覚しなければならないと思うのです。





2013年7月30日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼大きな荷を重そうに背負ったおばさんたちの姿が、今も脳裏に浮かんでくる。茨城や千葉方面から東京に野菜などを売りに来ていたのだろう。子どものころ、上野駅に行くとしばしば目にした光景だ

▼東京の北の玄関口が、おととい開業130周年を迎えた。昨年新装成った東京駅よりはだいぶ古い。節目を記念して、寝台特急が発着する13番ホームの発車合図が変わった。「あゝ上野駅」である

▼1964年に発売された井沢八郎のヒット曲。集団就職で地方から出てきた若者たちへの応援歌として、いまも多くの人の記憶に残る。♪くじけちゃならない人生が あの日ここから始まった……

▼この歌詞を地で行くようだったのが、後の首相、田中角栄だ。34年3月、15歳の少年は郷里新潟を出て上野に降り立った。ところが、自伝『わたくしの少年時代』には駅についての記述がない。すぐにタクシーに乗り、運転手にカモにされた。その経験が強烈すぎたのだろうか

▼東北線や常磐線などの地上ホームは線路が行き止まりになっている。終着駅らしいつくりと雰囲気が旅情をそそる。今は新幹線も東京駅に通じ、通過駅になりかけているが、「ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場」(啄木)の魅力は変わらない

▼一時は駅舎を超高層ビルに建て替える計画もあった。バブル崩壊で構想が消え、独特の外観が保たれたのは幸いだった。博物館に美術館に音楽ホール、動物園に不忍池(しのばずのいけ)にアメ横。多彩な楽しみに溢(あふ)れた街に摩天楼は似合わない。

KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日6:30~10:00放送!

7月29日(月)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

不登校の児童・生徒を大学生が支援する「がくぱと」について
NPO法人フラワー・サイコロジー協会 代表・理事長 浜崎英子さん
あっちこっちほっかほか便り

あっちこっちの夏祭り
福石観音四万六千日祭 長崎県佐世保市
都もはんなりおこしやす
ほっかほかふれあい広場

7月30日(火)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

「ミュージック・ケア」について
NPO法人日本ミュージック・ケア協会
副会長 日本音楽療法学認定・音楽療法士 伊藤 美恵さん
あっちこっちほっかほか便り

あっちこっちの夏祭り
鳥取しゃんしゃん祭 鳥取県鳥取市
都もはんなりおこしやす
親子揃って楽しめる演劇イベント
おやこ☆演劇フェスティバル in おおつ2013 について
人形劇団「京芸」 長谷川 有香さん

7月31日(水)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

夏の火災にご注意ください!
京都市消防局予防部 予防係長 福田 真由子さん
あっちこっちほっかほか便り

あっちこっちの夏祭り
2013因島水軍まつり 広島県尾道市
都もはんなりおこしやす
子ども映画祭について

8月1日(木)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

「寄付」について勉強しよう
「寄付の教室」 日本ファインドレイジング協会
あっちこっちほっかほか便り

あっちこっちの夏祭り
馬籠宿流しそうめんの夕 岐阜県中津川市
都もはんなりおこしやす
となりの匠はん
【石材加工】森 豊さん

8月2日(金)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

土曜の朝、京都の町を掃除しています
京都新洗組
あっちこっちほっかほか便り

あっちこっちの夏祭り
片山津温泉 夏祭り 石川県加賀市
都もはんなりおこしやす
松竹芸能

今日のコラム

7月29日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

力の限度にあった仕事を

 二、三人の人を使っての個人企業の経営者としては立派に成績を上げたけれども、十人、二十人と人が増えてはもうやっていけないという人もあろう。このことは、ひとり経営者についてだけでなく、部とか課の責任者、さらには一人ひとりの社員が仕事と取り組む上での心構えといった点で大事な教訓を含んでいると思う。それは一言でいえば、お互いが自分の能力を知り、その上に立って自己の適性というか、力の限度にあった仕事をしていかねばならないということである。自分の能力を常に検討し、適性にあった仕事をしていくということになってこそ、自分自身、ひいては会社や世の中にも貢献することができると思うのである。



2013年7月29日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼歴史はときに、おもしろい繰り返しをする。70余年前にジョセフ・ケネディ氏が駐英大使に決まったとき、ある英紙は「ルーズベルト米大統領からイギリスへの最高の挨拶(あいさつ)である」と評したそうだ。欧州の天地は第2次大戦の前夜だった

▼ジョセフ氏は株の才覚で巨富を築き、大統領選挙で金銭的な貢献をしたとされる。しかし外交の経験はなかった。時をへて、この人の孫娘キャロライン・ケネディさん(55)が次の駐日大使に指名された

▼赴く国は違っても、大統領選での貢献や、外交経験のないところは祖父に似ている。オバマ大統領の「最高の人選」にも思われるが、一部の米紙は貢献がらみの抜擢(ばってき)を批判し、手腕を不安視する。このあたりもお祖父(じい)さんと相通じるものがある

▼5歳のときに父親のケネディ大統領が暗殺され、葬儀での姿が涙を誘った。折しもこの11月で悲劇から50年になる。順調なら9月にも着任となろう。米から日本への初の女性大使でもあり、まずは話題満載だ

▼お祖父さんに話を戻せば、駐英大使としての評価は芳しくなかった。ヒトラーへの宥和(ゆうわ)政策を支持して大局を見誤った。古びた上層階級としか付き合わなかったことが一因とされ、あれやこれやでルーズベルトからも疎まれてしまう

▼キャロラインさんが、そうした評価まで繰り返さぬように願いたい。言うまでもないが駐日大使の職は、名門ケネディ家の飾りの一つではない。新しい風と、名に実の伴う仕事に期待しつつ、歓迎の手を振ろう。

今日のコラム


7月28日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

降格は公の心で

 部長が適任でない場合どうするか、ということは非常に大事な問題である。日本の会社では、とりかえるということはむずかしいことである。だが、それはやらなくてはならない。やりにくいことをやらなければ物事は成り立たない。断乎としてやる勇気を持たなくてはいけない。

 そういうときに、一つ勇気を出す方法がある。それは会社は個人のものではない、公のものである、だから個人の情において忍びなくても、公のためには変えなければならない、と考える。実際はそう理屈通りにはいかないが、そのような解釈を強く持つか持たないかによって、それが適切にできるかできないかという差がでてくるのではないだろうか。


2013年7月28日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼日替わりの絵が楽しい「しつもん!ドラえもん」はいま、かんきょう編が続いている。先日は、水道を1分流しっぱなしにすると約12リットルの水が無駄になると教えられた。蛇口をひねれば水がほとばしる便利さは、無駄と表裏一体だ

▼先の小欄で「みずばち」について書いたら、幾つも便りを頂いた。「水を雑に使うと水罰があたって水に不自由する」という戒めである。ある女性は、水だけでなく「火罰(ひばち)」や「紙罰(かみばち)」があたるから粗末にするなと、親から教えられたそうだ

▼農民作家の和田伝(つとう)が戦前に書いた随筆を送ってくださった方もいた。随筆には、女中さんの性格は井戸端で水を使わせれば分かる、とある。締まりなく使う者は一事が万事で、味噌(みそ)でも醤油(しょうゆ)でも同じだという。現代人にも当てはまりそうな、鋭い観察である

▼「湯水のように使う」という表現に、和田は異を唱えている。田舎の人は惜しげもなく水を使うことはなかった。時は流れて今、日本人は1人1日平均で約300リットルの生活用水を使うようになった

▼水から目を転じれば、まだ食べられるのに捨てられる食品が、国内で年に500万~800万トンにのぼるという。食料の過半を海外に頼りながら、こうも粗末にする国は、いまに「食罰」があたりそうで怖い

▼何にしても、ものが有限であることへの謙虚な畏(おそ)れを失いたくはないものだ。地球にはいま70億の人間がひしめく。「もったいない」に通じる「罰」の感覚は、古いがモダンだ。埃(ほこり)を払って磨きたい。

昨日のカープ勝ちました

【プロ野球】
広島6-5ヤクルト 広島がサヨナラ勝ち
2013.7.26 23:14

ヒーローインタビューで広島・菊池涼介と広島・松山竜平から広島名物の手荒い祝福を受ける広島・丸佳浩=マツダスタジアム(撮影・森田達也)

 広島がサヨナラ勝ち。5-5の延長十回2死一、二塁で丸が中前適時打を放ち、勝負を決めた。5番手の今村が1回無失点で2勝目。ヤクルトは1点を追う九回に追い付くなど、打線が粘ったものの、最後は山本哲が力尽きた。

 ◇セ・リーグ            

 広島-ヤクルト11回戦(ヤクルト7勝4敗、18時、マツダスタジアム、19200人)     

ヤクル0130000010-5    

広 島1300000101x-6    

(延長十回)             

▽勝 今村37試合2勝2敗2S     

▽敗 山本哲33試合1勝3敗11S    

▽本塁打 ミレッジ13号(3)(大竹)堂林5号(1)(木谷) 


msn産経ニュースより             

今日のコラム


7月27日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

人間の幸せのための政治

 私たちが決して忘れてならない大事なことは、政治は結局、お互い人間の幸せを高めるためにある、ということです。過去においては多くの人びとが政治によって苦しめられ、お互いの血を血で洗うということもありました。

 しかし、そうした好ましくない姿は、政治の本来の姿ではない。政治は本来、お互い人間のそれぞれの活動をスムーズに進めることができるようなものです。それらの調整調和をはかり、共同生活の向上をはかって、一人ひとりの幸せを生み高めることをその使命としているのです。この“政治は本来、人間の幸せのためにある”ということを私たちはまず正しく認識しあう必要があると思います。



2013年 7月 27 日(土)天声人語(朝日新聞デジタル)

天声人語

▼中曽根元首相によれば、政治はお世辞を抜きにしては語れない。人に頭を下げ、時には道ばたの地蔵にまでお辞儀する。俗物といえば俗物だろう。だが、権力に近づくことで自分の理想を実現しようとすれば、〈俗物中の練達者〉とならなければならない(『政治と人生』)

▼俗物はさておき、練達という言葉に目がいく。鍛錬を重ね腕を磨き、技を極める。入神の境地に達することと説く辞書もある。そこまで求めるのは無理としても、もう少し何とかならないものか。参院選後の民主党のありさまにそう思う

▼きのうの両院議員総会をネット中継で見た。意見は多く出たが、全体の取り運びがどうにも弛緩(しかん)している。ある議員が、再建への熱を感じないと憤った通りだ。腕や技を問う以前の、やる気の問題だろう

▼案の定、海江田代表が続投することへの批判が続いた。一から出直すために代表選をやれという声である。敗軍の将が、その引き際を問われるのは避けられない

▼欧米の政党は、野党時代に思い切った世代交代をして、起死回生を図ることがある。英国のブレア元首相もキャメロン首相も若くして党首になった。いまの民主党にもかなりの荒療治が必要なのではないか

▼中曽根氏は昔、南極で米海軍の砕氷艦に乗り、艦長に氷上での操艦の心得をたずねた。「忍耐、忍耐、また忍耐」との答えに、これは政治の要諦(ようてい)でもあるなと得心したという。民主党も長い忍耐を覚悟し、その間に練達のリーダーを育てることである。

昨日のカープ勝ちました

【プロ野球】
巨人2-11広島 広島、大勝で連敗ストップ
2013.7.25 21:49

投打に活躍した広島・前田健太=東京ドーム、撮影・今野顕

 広島が大勝で連敗を3で止めた。二回に松山の先制打や前田健の2点二塁打、キラの2ランなど7長短打を集めて8点を先行。三回はルイスが2点適時打を放った。前田健は7回2失点で8勝目。巨人は宮国が二回途中8失点と崩れた。

 ◇セ・リーグ            

 巨人-広島14回戦(巨人10勝3敗1分、18時30分、東京ドーム、4万5127人)  

広 島082000010-11     

巨 人000020000-2     

▽勝 前田健15試合8勝5敗      

▽敗 宮国11試合4勝5敗       

▽本塁打 キラ5号(2)(宮国)ボウカー8号(2)(前田健)岩本2号(1)(アコスタ)  

msn産経ニュースより

今日のコラム



7月26日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

経営にも素直な心が

 成功する経営者と失敗する経営者の間にある大きな違いは、私心にとらわれず、公の心でどの程度ものを見ることができるか、ということにあると思います。私心つまり私的欲望によって経営を行なう経営者は必ず失敗します。私的欲望に打ち勝つ経営者であってこそ、事業に隆隆たる繁栄、発展をもたらすことができると思うのです。

 私の欲望にとらわれず、公の欲望を優先させるということは、言葉をかえれば、素直な心になるということです。そのように私心にとらわれず、素直な心で物事を見ることができるようにみずからを常に顧み、戒めることが大切だと思います。




2013年7月26日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼男女に違いがあるのは当然として、どこがどのように違うのかを言うことは簡単ではない。しかし、時に具体的な数字で違いを突きつけられて、たじろぐこともある

▼浮かび上がったのは、高齢で独り暮らしの男性が孤立する危険である。国立社会保障・人口問題研究所の「生活と支え合いに関する調査」は、人は普段どれくらいの頻度で人と話をするかを調べている

▼電話も含め、毎日する人がもちろん圧倒的だ。一方で、2週間に1回以下しか話をしない人も全体の2%いて、65歳以上の独居の男性に限ると17%もの人がほとんど人に接していない。同じ年齢層の独居の女性では4%だから、違いは歴然だ

▼調査を担当した阿部彩(あや)部長は、一研究者としての一般論と断ったうえで言う。男性は人間関係を職場に頼りがちなので、退職後に新たな関係をなかなかつくりにくい。そこが地域に密着しつつ生涯を送る人が多い女性との違いではないか、と

▼耳が痛い指摘である。団塊の世代の意識を探った内閣府の調査も似た傾向を示す。どんな時に生きがいを感じるか。男性が女性よりはっきり多いのは仕事、お酒、パチンコなど。女性の方が断然多かったのは、友人、知人と過ごしている時だ

▼個人差はあれ、人づきあいへの考えがやはり男女で違うのだろう。徒然草(つれづれぐさ)にいわく〈ただ一人有るのみこそ良けれ〉。縁を離れ、事に与(あずか)らず、と。だが、そんな兼好(けんこう)も友を求めた。同じ心の人としみじみ話ができればいいのに、と書いている。

今日のコラム


7月25日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

三回ダメを押す

 新しい仕事をするときはよほど注意をしなければいけない。その仕事を進めていくとき、上長の人に承諾を得ても、実行するに当たっては、三回ダメを押したい。一度だけ「よろしいか」、「ああよかろう」と承認されても、それで事足れりとしてはいけない。そして後でうまくいかなかったときに、「あのときに上長のあなたが承諾したからやったのだ」というようなことを言うのは、言う方が間違っていると考えるべきだと思う。

 一度はんを押してもらったからもうそれで事足れりというような考えでは、真に過ちのない、生きた仕事はできるものではないと思うのである。



2013年7月25日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼鉛を使った中国大陸風の白粉(おしろい)が日本ではじめてつくられたのは、飛鳥時代も終わり頃、持統天皇の治世だったとされる。日本書紀に〈其(そ)の造れる鉛粉(えんふん)を美(ほ)めたまへり〉とある。僧が献上し、女帝はとても喜んだという記述である

▼時代は下り、宮仕えに出たばかりの清少納言は不慣れでつらい思いをしていた。思いがけず大納言と対座することになり、身がすくむ場面を枕草子は描く。〈袖をおしあててうつぶしゐたり、裳(も)・唐衣(からぎぬ)にしろいものうつりて、まだらならんかし〉

▼恥ずかしくて顔を見せたくない。扇もないので袖で隠して突っ伏していたので、白粉がとれてまだら顔になっているに違いない、と。化粧崩れなら直せば済む。しかし、化粧品のせいで肌の方がまだらに白くなってしまったのだという

▼その「白斑(はくはん)」の原因が、こともあろうに美白の効果をうたうクリームや乳液というのだから、被害者の方々には手ひどい裏切りだろう。カネボウ化粧品によれば、白斑が大きかったり、たくさんできたりという重症の人が2250人もいる。メーカーとしては決定的な信用の失墜である

▼どんな仕組みで発症したのかもわかっていない。使うのをやめれば治るのか。医薬部外品として承認した厚生労働省に手抜かりはなかったのか。疑問は尽きない。カネボウには全員の完治まで責任をもってもらわなければならない

▼人にもよるのだろうが、清少納言は化粧を「こころときめきするもの」と書いた。それが、台無しになった。

今日のコラム

7月24日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

利害を超える

 ある日、私のところに「自分の会社で造る製品の販売を引き受けてもらえないか」という話を持ってこられた人がいた。私はいろいろとその人の話を聞いてみて、この人はえらい人だなと思った。普通であれば、自分にできるだけ有利になるよう交渉する。それがいわば当たり前である。ところが、その人は「すベてをまかせる」という、自分の利害を超越した態度をとられた。私はその態度に感激し心を打たれた。

 われわれはともすれば自分の利害を中心に物を考える。これは当然の姿かもしれない。しかし、それだけにそれを超越したような姿に対しては、心を動かされる。これもまた人間としての一つの姿ではないか。



2013年7月24日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語
▼まことに天は気まぐれだ。きのうは二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、大暑だった。真昼時、都心ではじりじりと気温が上がり、15日以来の猛暑日に。と思ったら突如、雷鳴が高く轟(とどろ)き、景色が真っ白に煙るほどの土砂降りがしばらく続いた

▼この40~50年間で、年間の猛暑日の日数が3倍近くに増えた。そんな記事を読んだのは10日ほど前だ。驚きもしたが、実感に照らせばむべなるかな、でもあった。以前は30度もあれば暑いとぼやいた気がするが、今では楽に感じるほどである

▼「気温連動」の新しいサービスを打ち出した百貨店がある。新宿高島屋は猛暑日の翌日、特定の商品を値引きしたり増量したりする。たとえば熱中症対策のペットボトル飲料は20%引き。一番暑くて客足も鈍る午後2時から5時までの限定だ

▼涼しくて、しかもお得という一石二鳥でお運びいただこうというわけだろう。この夏の間、猛暑日限定のサービスを取りそろえて集客を図る百貨店は他にもある

▼巷間(こうかん)「ニッパチ」といって、2月と8月は商いが振るわないとされる。その魔の月を前に、政府の月例経済報告はきのう、景気の「回復」を指摘した。経済財政白書も7年ぶりに前向きな表現を使った。「デフレ反転の兆し」だという

▼そういえば05年の郵政総選挙の後もデフレ脱却近しと言われたものだった。タクシーの運転手さんに聞いて回ると、「私らには実感がない」という人がほとんどだった。今も乗るたびに景気の話をする。答えは当時と変わらない。

今日のコラム


7月23日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

末座の人の声を聞く

 みなさんが長という立場に立って会議をする場合、一番若輩と言われるような人からも意見が出るということが非常に大切だと思います。そしてそのためには意見が出るような空気というか雰囲気をつくっているかどうかがまず問題になります。だから末座に坐っている人でも、遠慮なく発言できるような空気をつくることが、長たるものの心得だと思うのです。

 そして、末座に坐っている人から意見が出たなら、葬ってしまうようなことをせず、喜んでそれを聞く謙虚さ、雅量というものを持つことが非常に大事だと思います。それを持っていないと、そのグループなり会社はうまくいかなくなってしまうでしょう。


2013年7月23日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼ある鳥は、1本の木で5匹の虫が捕れたら次の木に移るという作戦に従った。これだと虫が1匹もいない木に入ってしまった場合、永久に出られないことになる

▼別の鳥は、1本の木につき虫を5分間探したら次に行くことにした。これだと虫がたくさんいる木に入っても、途中で諦めなければならない。しかも、次の木には1匹も虫がいないかもしれない

▼また別の鳥は、一定の時間当たりに捕れる虫が○○匹以下になったら次の木へという戦略にした。これが一番賢いやり方だったので、他の鳥に広まった。例え話ではあるが、生物はこうして与えられた環境に適応した行動を取るようになる(長谷川寿一(としかず)ら『進化と人間行動』)

▼参院選で与党の圧勝を許した野党勢力の動きを見ていて、この話を思い出した。環境に適応できない生物は生き残りが難しい。勢いに乗る安倍政権。1人区の勝敗が全体の結果に大きく影響する選挙制度。こんな条件のもと、野党がばらばらのままで臨めば敗北は避けられない

▼いまの選挙の仕組みは、度合いに違いはあれ衆参両院とも、大きな政党を二つ生み出す力が働くようにできている。現にいったんはそうなったが、民主党の失敗を機に流れは再び振り出しに戻った

▼希望は失うまい。自然淘汰(とうた)は何かの目的に向かって進むのではなく、生物の進化は偶然に左右される。だが、人間は目標を持てる。環境の方を変えることすらできる。鳥よりは早く、より賢いやり方にたどり着けるはずだろう。

KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日


7月22日(月)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

100人でつくる京都地図について
京都大学デザインスクール 助教授 北雄介さん
あっちこっちほっかほか便り

巨大迷路特集
迷路百貨店 さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト
都もはんなりおこしやす
ほっかほかふれあい広場
【メッセージテーマ】失敗談

7月23日(火)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

はんだ付けアートについて
NPO法人日本はんだ付け協会 理事長 野瀬昌治さん
あっちこっちほっかほか便り

巨大迷路特集
ドラゴンメイズ 陽だまりの丘
都もはんなりおこしやす
今朝のみそひともじ
歌人 林和清さん

7月24日(水)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

生きがいと社会貢献の両立
NPO法人きらっと 理事長 浦畑眞一郎さん
あっちこっちほっかほか便り

巨大迷路特集
ひまわり迷路 みずほの村市場
都もはんなりおこしやす
ちょっといい話
僧侶 川村妙慶さん

7月25日(木)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

自転車のながら運転禁止に向け、意見募集中
京都府警
あっちこっちほっかほか便り

巨大迷路特集
巨大迷路パラディアム
都もはんなりおこしやす
あ〜お腹いっぱい おかわり! 薫ノ巻

7月26日(金)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

元警察官が滞在型制作スタジオをオープンするわけ
滞在型の制作スタジオ 「Art Space 寄す処(が)」
あっちこっちほっかほか便り

ほっかほか朝市
都もはんなりおこしやす
映画を観よう
京都シネマ 横地由起子さん

今日のコラム

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今日のコラム

7月21日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

世間は神のごときもの

 事業が大きくなってくると、仕事もだんだんと複雑になって、そこにいろいろな問題が起こってくる。

 私は、この問題をどう考え、どう解決すべきかと日々の必要に迫られて、その解決策の根本を求めていくうちに、“世間は神のごときもの、自分のしたことが当を得ていると、世間は必ずこれを受け入れてくれるにちがいない”という考えに行きついた。

 正しい仕事をしていれば悩みは起こらない。悩みがあれば自分のやり方を変えればよい。世間の見方は正しい、だからこの正しい世間とともに、懸命に仕事をしていこう……こう考えているのである。




2013年7月21日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼大家(おおや)の誘いで店子(たなこ)の面々が花見に繰り出すのが、ご存じの落語「長屋の花見」。勇んで出かけたものの、重箱のかまぼこは月形に切った大根、卵焼きは黄色いたくあん。お酒も番茶を薄めた「お茶(ちゃ)け」――

▼そんな噺(はなし)もふと浮かぶ、ウナギの品薄異聞である。高騰がおさまらぬ中、ナスをウナギに見立てた「なすの蒲焼(かばや)き重」が人気だそうだ。お代は800円ながら、群馬県のある食堂で土日には100食ほども出るのだという

▼バーナーで焦げ目をつけ、たれを塗る。見た目も味もいけるらしい。ウナギは生態に謎が多く、形とぬめりの連想から、昔は「山芋変じてウナギになる」などと言われた。ナスが身代わりとは、人間の食べる知恵に本物がびっくりだろう

▼あすは土用の丑(うし)の日だが、炎暑の季節の風物詩も年を追うごとに心配が募っている。養殖用の稚魚は極度の不漁から回復の気配がない。今年は8月3日に「二の丑」もあるのに、香ばしい煙の向こうに絶滅危惧のランプがともる

▼かつてウナギは特別なごちそうだった。〈儲(もう)けたら来いといふ鰻屋(うなぎや)の看板〉と川柳にあるから、おいそれとは手が出なかったのだろう。いつしか手頃になって、ついつい食べ過ぎたようだ。世界の消費量の7割を腹に収める日本への、欧米の目はきびしい

▼「串打ち3年、割き8年、焼き一生」という日本の食文化の粋である。何とか資源を守りつつ、長いつきあいを続けたいものだ。もともと蒲焼きは待つ料理。少々の辛抱はしかたがない。

今日のコラム

7月20日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

“仕事の上手”に

 日本古来の武道の一つに“弓道”があるが、この道の達人の域に達すると、たとえ眼かくしをして矢を放っても、ピシャリと的を射るという。しかし、こういった名人の域に達するには一朝一夕ではとても覚つかない。一矢射るたびに必ず検討を加え、工夫を重ねていって、一歩一歩、上達していくのである。

 私は“仕事”にしても、これと同じことが言えると思う。日々、みずからの仕事の成果を検討することに努めれば、必ずや“仕事の名人”とまではいかなくとも“仕事の上手”にはなれると思う。百本の矢を射れば、少なくとも八十本は的に当たるという“上手”の域にまで、おのおのの仕事を高めたい。



2013年7月20日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼泣きべそ顔のイタズラ坊主に麦茶を飲ませながら、じいさんが言って聞かせている。〈わしもなぁ、昔はよくケンカをしたもんじゃよ〉。無謀にも屈強な大男に食ってかかり、〈最後に大きなゲンコツを二発くらってな〉、白旗をあげた

▼じいさんは死にそうになりながら、〈心から誓ったんじゃよ。もう二度と、ケンカはしない、と〉。そして相手の大男や迷惑をかけたまわりの人々に約束して回った。〈平和のために力をあわせよう〉

▼5月に出版された『ケンポーじいさん、ながいきしてね。』から引いた。敗戦で生まれた日本国憲法の根っこにある考え方を子どもにもわかるように説く。語り手のじいさんは、日の丸のような真っ赤なまるい顔に白い目と髭(ひげ)のキャラクターだ

▼写真家の坂田栄一郎さんら5人が合作した美しいアート本。四季折々の風景の中にじいさんが佇(たたず)んでいて、その姿にほっと和む。坂田さんによると、政界の憲法論議が下火になっていた4年前に作業を始め、たまたまこの時期の刊行となった

▼改憲か護憲かという政治の議論に踏み込むつもりはない。ただ、「この国がもう二度と戦争によって焦土と化すことがないように願う心の叫び」を、じいさんの言葉から聞き取ってほしいという

▼あす参院選。憲法をめぐる主張いかんで支持不支持を決める人ばかりではなかろう。ただ選挙後の政治を動かす軸になる可能性が高い。ここは考えどころだ。一票を投じる前に、どんな形であれ憲法に触れてみては。

今日のコラム


7月19日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

会社の病気の早期発見

 癌は早期発見すれば治すことができるということですが、見てもらったときには手遅れであるという場合も少なくないようです。そういうことは、会社の経営においても言えるように思います。“会社の状態がちょっといかんなあ”と気がついたときには、もう末期の状態で手のつけようがないということが往々にしてあるわけです。

 ですから、どんなに順調に発展している会社、商店であっても、経営には常に自己診断をすることを怠ってはならないと思います。そして“この点に欠陥があるな”ということを早く知ることができれば、大きな問題にはならず、手当ても可能だと思うのです。



2013年7月19日天声人語(OCN 朝日新聞デジタル)

天声人語

▼与党のポスターは威勢がよろしい。〈不景気と貧乏神を追ひはらふは政友会〉。野党も〈整理緊縮/真面目で押し行く民政党/内に漲(みなぎ)る堅実味〉と向こうを張る。1928年、普通選挙法に基づく最初の衆院選での攻防である

▼男子に限られていたとはいえ、有権者の数は急増した。投票へ行こうと呼びかけるポスターも多彩だ。内務省は〈投票スレバ明(あかる)クナリ棄権スレバ暗クナル〉。カラーの資料写真を眺めるだけで楽しい(玉井清『第一回普選と選挙ポスター』から)

▼このときのような盛り上がりを今回の参院選に求めるのは難しくても、民主政治の土台となる一人一人の選挙権の重みは変わらない。ところが、それにしてはと首を傾(かし)げたくなる事態が起きている

▼選挙当日の投票終了時刻は午後8時だ。少しでも多くの人が投票できるようにと98年に2時間延ばした。これを1時間なり2時間なり繰り上げる投票所が回を追って増えている。今回は全体の約35%にも。公選法がいう「特別の事情」があると市町村が判断しているからである

▼確かに郡部などでは夜に投票する人は少ないかも知れない。しかし、ゼロとは限るまい。立会人の負担軽減、経費の節約。色々事情はあろうが、投票機会を減らすほどに「特別」かどうか。例外はありうるとして、3分の1を超えても例外か

▼もちろん私たち有権者も問われている。28年衆院選の際の東京市の啓発ポスターにはこうある。〈幸福も禍(わざわい)も一票から/決して棄(す)てるな尊き一票〉

今日のコラム


7月18日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

公事のために人を使う

 たくさんの人が働いている企業の中には、いろいろさまざまな職種がある。けれどもそのどれをとっても、一つとして私の仕事はない。みな、その企業が事業を通じて社会に貢献していくために必要なものである。その必要な仕事をやってもらうために人を雇い、人を使っているわけである。形の上では使う立場、使われる立場はあるけれども、あくまで私のためではなく、公のために人を使うのである。

 だから、単に私的な感情や利害で人を使ったり、処遇することは許されない。常に社会の公器としての企業の使命というものに照らして、何が正しいかを考えつつ、人を使うように心がけなくてはならない。



2013年7月18日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼地獄の釜の蓋(ふた)も開(あ)く、という言葉がある。本来の意味は違うが、つい噴火を連想する。火山や温泉地には地獄と名のつく一帯がしばしばある。熱湯や煙が絶えず噴き出している場所である。その印象も働いているかもしれない

▼日本は火山国なのに、大きな爆発への備えは従来、極めて不十分だった。政府はこの5月にやっと腰を上げ、年度内に指針を作る。東日本大震災の4日後に富士山直下が震源の大きな揺れがあり、噴火が心配された。これがきっかけとなった

▼世界文化遺産になったばかりなのに縁起でもないというなかれ。富士山は火山としては若い方だという。対策の手を抜くわけにはいかない。南海トラフ巨大地震などにより「蓋が開く」ことはないのか

▼産業技術総合研究所の高田亮(あきら)さんに聞くと、富士山の中にはマグマが板状に固まった岩脈(がんみゃく)が多くある。これはいわば本立てに挟まれた本である。ぎっしり詰まっていればいいが、地殻が動くと本立てが緩み、隙間から溶岩が噴き出す。江戸時代の宝永噴火はそうやって起きたらしい

▼その後、隙間はまた閉じ、今はもう一冊も入らない状態というのが高田さんの見立てだ。蓋の喩(たと)えは違ったようだが、その下にマグマがあることに変わりはない

▼『逝きし世の面影』で知られる評論家の渡辺京二さんが、3・11後に書いた言葉がある。「そもそも人間は地獄の釜の蓋の上で、ずっと踊って来たのだ」(『未踏の野を過ぎて』)。人の世の宿命を思いつつ、備えよ、今。

今日のコラム

7月17日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

自他相愛の精神

 個人と個人との争い、国と国との争いは、相手を傷つけ、さらには社会全体、世界全体を混乱させる。そういう争いの大きな原因は、自他相愛の精神というか、自分を愛するように他人を愛し、自国を愛するように他国を愛する精神の欠如によるものであろう。

 そういう精神の大切さは昔からいろいろな教えによって説かれていながら、いまだに争い事が絶えないのは、人びとが、このことの大切さを真に悟っておらず、その精神に徹していないからだと思う。

 争いはみずからをも傷つけるということを身をもって知り、人類に平和をもたらすために力を合わせていくことが肝要である。



2013年7月17日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼ネットは民主主義に革命を起こす。伊藤穣一(じょういち)さんの信念に揺るぎはない。知の最先端、米マサチューセッツ工科大のメディアラボ所長だ。東京で朝日新聞と催した先月のシンポジウムでも、持論の「創発(そうはつ)民主主義」を熱く語った

▼ネットは世界中の人々を結びつけている。その間を膨大な情報が行き交い、議論が深められるならば、いつしか「地球全体で頭が良くなって」、政治家にお任せではない直接的な民主主義が生まれる。いずれはそうなると伊藤さんは期待する

▼リキッド・デモクラシーという発想も紹介した。直訳すれば液体民主主義か。原発なり社会保障なり、課題ごとに自分の投票権を自分より見識のありそうな人に委ねていく。それを繰り返すと、やがて最も優れた専門家のところに票が集まってくる

▼握手を一番たくさんした政治家ではなく、議論に一番説得力のある人に力を与える仕組みだ。ただの思考実験ではない。欧州ではこの考え方を実践する政党があらわれているという。刺激的な話である

▼日本はどうか。初めてのネット選挙となった参院選で、候補者の9割以上がフェイスブックやツイッターを使う。昨年の衆院選に比べ大幅に増えた。一方、ネット情報を参考にする有権者は多いとはいえない。本紙の調査では、むしろ選挙戦が進むにつれて減ってきている

▼発信の中身が乏しくないか。昼に何を食べたとかの身辺報告が目につく。不慣れは仕方ない。一過性でなく、選挙後も継続と改善を願いたい。

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【プロ野球】
広3-0中 野村が8回無失点で5勝目、広島3位タイに浮上

2013.7.15 21:37
プロ野球広島対中日で投球する広島・野村祐輔=15日、マツダスタジアム(森田達也撮影)

プロ野球広島対中日で投球する広島・野村祐輔=15日、マツダスタジアム(森田達也撮影)

 広島の野村が8回無失点の好投で5勝目を挙げた。チームは3位タイに浮上した。一回に広瀬の犠飛で先制。三回に再び広瀬が犠飛を放つと、七回にも1点を奪って逃げ切った。中日は攻守にいいところがなく、連勝が3で止まった。

セ・リーグ

 広島-中日13回戦(広島8勝5敗、18時、マツダスタジアム、18796人)    

中 日000000000-0 

広 島10100010×-3 

▽勝 野村12試合5勝3敗   

▽S ミコライオ34試合2勝3敗15S   

▽敗 岡田41試合3勝4敗1S 

このニュースの写真

1回広島無死満塁、広瀬が先制の中犠飛を放つ=15日、マツダスタジアム

msn産経ニュースより

KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日

7月15日(月)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

「乙女のご朱印帖」で山や鉾を巡りませんか
「ことり会」代表 山田涼子さん

あっちこっちほっかほか便り

夏休みに楽しめるイベント紹介
熱気球フライト体験 7月26日〜8月4日
滋賀県草津市烏丸半島内

都もはんなりおこしやす
薫のおきらく京都案内

7月16日(火)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

光を放つ特殊な糸を織り交ぜた
生きる力・産む力・いのちをつなぐ力を高める『誕生学』について
公益社団法人誕生学協会 誕生学アドバイザー・助産師 織田さとみさん

あっちこっちほっかほか便り

夏休みに楽しめるイベント紹介
夏休みをあそぼう 7月27日〜8月31日
滋賀県立びわ湖こどもの国

都もはんなりおこしやす
教えて毛利先生
祇園祭 男性も浴衣でおしゃれを楽しもう!
西陣和装学院 毛利ゆき子さん

7月17日(水)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

京都大学 放射性同位元素総合センターが開く体験授業について
京都大学 放射性同位元素総合センター

あっちこっちほっかほか便り

夏休みに楽しめるイベント紹介
早朝開園「観蓮会」 7月13日〜15日、20日〜21日
宇治市植物公園

都もはんなりおこしやす
山鉾巡行 ラジオカーリポート!

7月18日(木)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

日本の森を案内します
森の案内人 三浦豊さん

あっちこっちほっかほか便り

夏休みに楽しめるイベント紹介
暴君王T-REXジェーン 関西初上陸!
よみがえる地球の覇者!世界大恐竜展 7月13日〜8月25日
京セラドーム大阪

都もはんなりおこしやす
みんなに公平花薫る花クイズコーナー秀男もね
集花園 谷奥秀男さん

7月19日(金)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

町おこしは女子力で!全国女子会やります!
地域おこし隊

あっちこっちほっかほか便り

夏休みに楽しめるイベント紹介
未定

都もはんなりおこしやす
松竹芸能

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【プロ野球】
広3-0中 野村が8回無失点で5勝目、広島3位タイに浮上
2013.7.15 21:37
プロ野球広島対中日で投球する広島・野村祐輔=15日、マツダスタジアム(森田達也撮影)

プロ野球広島対中日で投球する広島・野村祐輔=15日、マツダスタジアム(森田達也撮影)

広島の野村が8回無失点の好投で5勝目を挙げた。チームは3位タイに浮上した。一回に広瀬の犠飛で先制。三回に再び広瀬が犠飛を放つと、七回にも1点を奪って逃げ切った。中日は攻守にいいところがなく、連勝が3で止まった。

セ・リーグ

広島-中日13回戦(広島8勝5敗、18時、マツダスタジアム、18796人)    

中 日000000000-0 

広 島10100010×-3 

▽勝 野村12試合5勝3敗   

▽S ミコライオ34試合2勝3敗15S   

▽敗 岡田41試合3勝4敗1S 
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1回広島無死満塁、広瀬が先制の中犠飛を放つ=15日、マツダスタジアム

msn産経ニュースより

今日のコラム

7月16日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

仕事は無限にある

 この頃は不景気で仕事がないと言うけれども、今後百年の日本というものを考えてみると、その間に日本の建物という建物はほとんどつくり変えなければならなくなるだろう。橋や道路も同じである。そういうことを考えてみただけでも、仕事はいわば無限、困るほどにあるのである。

 ところがそういう見方をせずに、みずから仕事がないようにし、不景気にしているのが、いまの日本の実情ではないだろうか。

 これはものの見方を変えないといけない、発想の転換をしなければならない、ということである。そうしてこそはじめて、わが国に無限の仕事があることがわかるのである。



2013年7月16日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼ブータンで政権交代が起こった。民主主義国では驚く話ではないが、「幸せの国」ともてはやされてきた国だから、何があったかと気になる。若い人に職がない。頼みのインドとの関係も具合が悪い。もろもろの不満が噴き出したらしい

▼ただ、「幸せの国」の看板を下ろすことはないようだ。「国民総幸福(GNH)」という独自の物差しをつくり、心の充足も含めた国造りをしてきた。その影響力は大きく、主要国でも幸福度を測って政策立案に生かそうという試みが広がる

▼幸せか不幸せかは結局、一人一人の主観、心持ちに帰着する。数値で示せるのか。ブータン政府は国民の意識を調べるにあたり、1人に4時間かけ、約250の質問をするという。担当者が3月の東京での会議で語っている。「つかみどころがないので、たくさん質問する以外にない」

▼経済成長を否定するのかといった疑問も寄せられる。答えは、決してそうではない、である。持続可能な社会を目指す。先の会議で担当者は言った。「ブータンも色々な問題を抱えている。ロマンチックな場所と受け取っていただきたくない」

▼幸福度の活用は内閣府や自治体も模索している。しかし、心の問題以前に最低限の生活すらできない人々の急増を何とかせよという声は多い。もっともではある

▼一方で、幸せでなければならぬという衝迫に人々が追い立てられる社会になっても困る。幸せ上手という言葉がある。月並みながら、足るを知るの境地に至りたい。

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【プロ野球】
ヤ3-13広 前田健が7勝目、広島が今季チーム最多の18安打
2013.7.14 22:20
7勝眼をあげた広島・前田健太 =14日、神宮球場(撮影・中鉢久美子)

7勝眼をあげた広島・前田健太 =14日、神宮球場(撮影・中鉢久美子)

 広島の前田健が8回2失点で7勝目を挙げた。三回に2ランを浴びたが3安打に抑え、11三振を奪う好投だった。打線は先発全員安打で、ともに今季チーム最多となる18安打で13点を挙げた。ヤクルトは投手陣が大きく崩れた。

 ◇セ・リーグ        

 ヤクルト-広島10回戦(ヤクル

ト7勝3敗、18時21分、神宮、3

1014人)         

広 島032003320-13 

ヤクル002000001-3 

▽勝 前田健14試合7勝5敗  

▽敗 石川14試合2勝7敗   

▽本塁打 ミレッジ10号(2)(前田

健)岩本1号(3)(七條)広瀬5号

(1)(阿部)バレンティン32号(1)
(菊地原)

msn産経ニュースより           
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3回、広島・迎祐一郎の適時打で生還した赤松真人(中央)を迎える前田健太(左)ら =14日、神宮球場(撮影・中鉢久美子)
7回、本塁打を放った広島・岩本貴裕 =14日、神宮球場(撮影・中鉢久美子)
3回、広島2死二塁から赤松が左中間に適時二塁打を放つ=神宮球場

今日のコラム

7月15日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

ありがたいお得意さん

 お得意さんの中には、つくったものを持っていくと「これはなかなか苦心してつくってある。よくできている」とこちらが嬉しくなるようなことを言って買ってくださる非常にいいお得意さんもあれば、逆に「こんなものはダメだ。値も高いし、できもよくない。よそのはもっといい」と持って帰れと言わんばかりのお得意さんもあります。

 そのときにどちらがありがたいかということです。ほめて買ってくだされば、それが一番いいけれど、そんないいお得意さんばかりでもかえって具合が悪い。世の中を甘く見、勉強しないようになるからです。厳しいお得意さんも、またありがたいお得意さんと言えるでしょう。


2013年7月15日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼若くして歴史に残る存在となってしまったことの重さはいかばかりかと思う。しかし、この少女ならその重さを正面から受け止め、力に変えていくのではないか、とも思わされる。国連での演説はそれほど感銘深いものだった

▼パキスタンで武装勢力に頭を撃たれたマララ・ユスフザイさん(16)が12日、ニューヨークに姿を見せた。イスラム過激派の逆鱗(げきりん)に触れた「女の子にも教育を」の信念は、より確かなものとなったようだ

▼事件が彼女の志を挫(くじ)くことはなかった。むしろ彼女の中で「弱さ、恐怖、絶望が死に、強さ、力、勇気が生まれた」という。「本とペンを手に取ろう。それが最強の武器なのです」。堂々の語り口は理想を追う政治指導者の風格すら感じさせた

▼自身を銃撃したテロリストをも赦(ゆる)す。「彼らを憎んではいません」。慈悲の心、非暴力の哲学。預言者ムハンマドやキリストからガンジー、マザー・テレサまで、先哲からの学びの厚みが言葉を支える

▼世界では多くの女子が低年齢での結婚を強要されたり、無理に働かされたり、人身売買されたりしている。彼女らの人権を守れ。マララさんは、日本の憲法前文でいう「人類普遍の原理」に拠(よ)って立つ

▼元は西欧起源の思想かも知れない。しかし、それが南西アジアの少女の血肉となり、武器となる。その意義をわかち合った聴衆の総立ちの拍手は、世界に残された希望である。普遍の原理があまりお好みでなさそうな為政者にも、ぜひ画像で見ていただきたい。

今日のコラム

7月14日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

資本の暴力

 事業を行なう限り、利潤の確保に努めることは当然である。が、それはあくまで適正な競争によるべきであって、手段を選ばぬ過当競争によるものであってはいけない。

 ところが現実には、自社製品の市場占有率を高めることのみ考え、損を覚悟で売るという姿が見受けられることがある。これは資本による暴力にほかならないと思う。とくに大企業が、その資本に頼り、暴力的行為に出れば、その業界は大いに混乱する。そしてそればかりか業界の信用をも落とすことになりかねない。今日、いわゆる暴力が禁止されているごとく、資本による横暴も一つの罪悪とみて、厳しく自戒すべきだと思う。



2013年7月14日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼体が引き締まり、日に焼け、すこぶる元気そうである。すこし前に退職した会社の先輩と先日偶然会い、立ち話をした。日々の暮らしぶりを楽しげに語ったが、そこには秘訣(ひけつ)があるらしい

▼「キョウヨウ」と「キョウイク」なのだという。教養と教育かと思いきや、さにあらず。「今日、用がある」と「今日、行くところがある」の二つである。なるほど何も用事がなく、どこにも行かない毎日では張り合いがあるまい。かつての同僚から聞かされて実践しているという

▼その同僚も誰かから聞いたというから、かなり流布している教えなのだろう。調べてみると、『頭の体操』で知られる心理学者の多湖輝(たごあきら)さんの著書に行き着いた。一昨年に出した『100歳になっても脳を元気に動かす習慣術』で紹介している

▼多湖さんも100歳に近い大先輩に教わったのだそうだ。「ボケないための頭の使い方」を実に巧みに表現した言葉だと絶賛する。老後をどう生き生きと過ごそうかと誰しも考える。この話はわかりやすく、納得感もあるから、伝言ゲームよろしく広がっていくのも道理だろう

▼日々の原稿に追われる身としてはまだ先の話と思いたくなるが、山登りや畑仕事に忙しい件(くだん)の先輩に諭された。「いまのうちから考えておけ」。たしかに定年を迎え、突然訪れた空白の時間の大きさに心身の失調をきたす人もいると聞く

▼生来のものぐさ向けのボケ防止策はないものか。多湖さんも勧めるようにせめてよく笑うことにしようか。

今日のコラム

7月12日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

みずからをつかむ

 人それぞれに顔、かたちが違うように、人間は誰しも、一人ひとり違った素質、才能を持っている。ただそれらは、顔を鏡にうつすごとくには表面に出にくい。

 しかし、そういう自分の素質とか才能というものを自分でハッキリとつかみ、そしてそれを日々の活動に、ひいては人生に生かすことができたら、どれだけ人間としての喜びに満ちた生活が営まれ、人生の妙味というものを味わうことができるだろうか。

 一人ひとりが他と違ったものを持ち、そして日々新たに発展していく。そこには苦しみもあろうが、何物にもかえがたい喜びもあるはずである。



2013年7月12日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼自然には美しさと非情が相混じる。古来、この国土は数多(あまた)の地異に揺れ、天変に叩(たた)かれてきた。1年のどの日にも、大小の爪痕(つめあと)と人々の涙が刻まれていよう。今日もそうだ。北海道の奥尻島などを大津波が襲った北海道南西沖地震から20年の節目になる

▼揺れたのは夜、数分後に波がきた。闇の中、人や家が流されていくのが、流される車のライトで見えたという。奥尻島では死者・行方不明者が198人にのぼり、くむべき教訓を山と残した

▼2階に上がると言う妻に、夫が「高台でなきゃだめだ」と怒鳴って走り、助かった夫婦がいた。一緒に逃げた近所の母子3人は「ばあちゃんのところに寄っていく」と言いだし、津波にのまれたという。同じことが東日本大震災でも繰り返された

▼教訓を伝えるのは簡単ではない、というのが、被災直後の島で取材した本紙記者の20年後の実感だ。一つ一つの天災はそれぞれに教訓を残す。そこで、時代をさかのぼって古文書や石碑を調べ、防災に生かそうという自治体が近年増えている

▼東北沿岸には津波の到達点を伝える古い石碑が残っていた。なのに顧みられなかった。そんな反省も踏まえての温故知新(おんこちしん)である。ご先祖様が残した記録は律義で細かく、それをもとに被害想定を見直した県もある

▼奥尻に話を戻せば、今日は島で追悼式が開かれる。追慕の涙にぬれる方もあろう。故人の無念を語り継ぐ意思を、確かめ合う節目でもあろう。その思いこそ防災を支える力になると信じたい。

今日のコラム

7月11日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

礼儀作法は潤滑油

 私は礼儀作法というものは、決して堅苦しいものでも、単なる形式でもないと思います。それはいわば、社会生活における“潤滑油”のようなものと言えるのではないでしょうか。

 職場では、性格や年齢、ものの考え方など、いろいろな面で異なる人びとが相寄って仕事をしています。そのお互いの間をなめらかに動かす役割を果たすのが礼儀作法だと思うのです。

 ですから、礼儀作法というものは、当然、心のこもったものでなければなりませんが、心に思っているだけでは潤滑油とはなり得ません。やはり形に表わし、相手に伝わりやすくし、心と形の両面があいまった適切な礼儀、作法であってこそ、はじめて生きてくると思うのです。


2013年7月11日天声人語(OCN朝日新聞デジタル)

天声人語

▼美談調や英雄視は、だれよりも本人が迷惑だろう。ただ、背負わされた責任とストレスはいかばかりだったかと思う。人間の創りだしたものが人間を呑(の)み込もうとする修羅場で陣頭指揮をとった。文字どおり「最後の砦(とりで)」だった

▼おととい亡くなった福島第一原発の事故発生時の所長、吉田昌郎(まさお)さんに重なる故人がいる。28年前の夏に墜落した日航ジャンボ機の機長、高浜雅己さんである。背景も状況も異なるが、ともに制御不能となってのたうつ巨体と必死に格闘を続けた

▼日航機は、垂直尾翼が壊れたという致命的な出来事を知り得ぬままだった。「これはだめかもわからんね」という機長の声をボイスレコーダーは拾っている。福島原発も内部の様子は分からない。「これで終わりか」と吉田さんは思った

▼そういえばジャンボも、あの事故まで安全神話に包まれていた。まことしやかな神話が崩壊するたびに、文明の墓場のような光景が繰り広げられる。技術者として人間として、吉田さんにはもっと色々語ってほしかった

▼本社命令に逆らって海水注入を続けなければ、結果はさらに悲惨だったかも知れない。「あの人だから団結できた」という現場の声も聞く。それでも福島の被害は、かくも甚大である

▼折しも訃報(ふほう)の前日、電力4社は原発10基の再稼働を申請した。しかし緊急時の作業者の被曝(ひばく)限度などは、具体的な検討が進んでもいない。ご冥福を祈りつつ思う。「身を挺(てい)しても」の気概頼みで原発を操ってはならない。

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広島・野村、初の無四球完投勝利
2013.7.9 22:44
試合後、捕手の石原慶幸(右)と握手する広島・野村祐輔=9日、横浜スタジアム(中井誠撮影)

試合後、捕手の石原慶幸(右)と握手する広島・野村祐輔=9日、横浜スタジアム(中井誠撮影)

 ●野村が初の無四球完投勝利 広島の野村が持ち前の制球力を発揮して6安打2失点に抑え、プロ2年目で初となる無四球での完投勝利。「これまで中継ぎの方に迷惑を掛けていたし、最後まで行きたいと思っていた」と笑顔を見せた。

 新人王に輝いた昨季のように、内外角を厳しく突く投球で凡打の山を築いた。6月9日の西武戦以来、1カ月ぶりの4勝目はチームの連敗を止める白星。野村監督は「(野村)祐輔に尽きる。自信にしてほしい」と称賛した。(横浜)

おめでとう。

msn産経ニュースより
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