今日のコラム

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月28日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

感謝の心は幸福の安全弁

 感謝の念ということは、これは人間にとって非常に大切なものです。見方によれば、すべての人間の幸福なり喜びを生み出す根源とも言えるのが、感謝の心とも言えるでしょう。したがって、感謝の心のないところからは、決して幸福は生まれてこないだろうし、結局は、人間、不幸になると思います。

 感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。つまり、幸福の安全弁とも言えるものが感謝の心とも言えるわけです。その安全弁を失ってしまったら、幸福の姿は、瞬時のうちにこわれ去ってしまうと言ってもいいほど、人間にとって感謝の心は大切なものだと思うのです。


【コラム】東京新聞TOKYOWeb

筆洗

2014年2月27日

▼<ああわからない わからない 今の浮世はわからない>。明治、大正期の演歌師、添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)の「ああわからない」。抵抗の歌い手はこの二月で没後七十年になる

▼「ああわからない」は一九〇八年。世の中は理解できないことばかりだと政治家、役人、拝金主義をこき下ろしている

▼この歌が頭から離れないのは「ベースロード電源」のせいである。二十五日に決まった政府のエネルギー基本計画案。原発を「ベースロード電源」と位置付けている。これがどうにも分からない

▼昨年十二月時点で原発は「ベース電源」と書いていた。そのまま解釈すれば基盤となる電源。今回その表現が消え、聞き慣れぬ「ベースロード電源」が登場した。「ベースロード」とは常時継続的に供給を求められる電力量。それを供給する発電所などが「ベースロード電源」ということになる

▼原発を電源の種類や性格として説明し、基盤とか基盤ではないという判断を隠している。それでは政府は原発を基盤となる電源と考えていないか。そんなことはなくて原発は常時、一定量の電力を供給する、「ベースロード電源」なのである。事実上意味は同じだろう

▼煙(けむ)に巻いてやったとしたり顔のお役人へ。似た英語に「BASES LOADED」という表現がある。意味は野球の満塁。こんな説明では信用を失い、大ピンチになると忠告する。



【社説】東京新聞TOKYOWeb

大川小被災検証 遺族の願いに応えたか

2014年2月27日

 東日本大震災の津波で多くの犠牲者が出た宮城県石巻市立大川小学校の外部検証委員会が避難の遅れが被災の主因とする最終報告をまとめた。だが遅れの“謎”は未解明。踏み込み不足は否めない。

 大川小は河口から約四キロ上流にあり、津波の予想浸水域からは外れ、むしろ近隣の避難所に指定されていた。

 だが津波は川をさかのぼって襲い、全校児童百八人のうち七十四人と教職員十人の計八十四人が死亡、行方不明になった。学校で被災し、助かったのは児童四人と教師一人だけだった。

 検証委の最終報告書は▽避難開始の決定が遅れたこと▽津波を免れた(学校の)裏山ではなく、危険な河川堤防近くを避難先に選んだこと-が、被災の直接の要因と結論づけた。

 遺族は、そうしたことは、すでに知っていた。地震発生から避難を始めるまでの約五十分間、裏山がすぐ近くにあるのに、児童らは校庭にとどまっていたという。

 「なぜか」

 遺族が求め続けていたのは、その“空白の五十分間”の真相解明に尽きる。核心が解き明かされない限り、最終報告書として納得して受け入れられるはずもない。

 そもそも被災後の市教委のずさんな対応が、遺族との間に溝をつくり、検証を遅らせてきた。

 唯一の生還教諭の報告メールが削除されていたり、聞き取り証言の記録メモが廃棄されていたり。それらをしぶしぶ認めた市教委の説明そのものが二転三転した。

 たまりかねた文部科学省などの主導で、震災から約二年後に検証委が動き始めたのが実情だ。この市教委の体質は、大津市のいじめ自殺の問題を連想させる。

 最終報告書で検証委は遺族の要望に応え、被災後の市教委などの対応に言及し「遺族に不信感を抱かせた」と指摘。さらに検証委立ち上げの遅れで「調査に一定程度の限界があったことは否めない」とも認めざるを得なかった。

 防災教育の充実など二十四項目の提言を示したが結局、大川小被災の真相には迫り切れぬまま。一部遺族は提訴も辞さないようだが、本来は前例のない惨事の検証を今後の学校防災に生かし、遺族たち自らが前を向いて進みたいとの願いがあったはずだ。

 何が生死を分けたのか-。先の大震災では、そんなきわどい被災例は多い。三月一日に市に手渡される予定の最終報告書。受け取った市の姿勢こそが問われる。


☆ 今日で2月も終わりです。梅も咲いています。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月27日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

誠意あればこそ

 先般、部品の一つに不良のある商品をお得意さんにお送りしてしまったときに、その方が厳重に注意しなければ、ということで会社に出向いてこられたことがあった。しかし、実際に会社へ来てみると、社員の人びとが一心に仕事に打ち込んでいる姿を見て、憤慨もせず、かえって信用を深めて帰られた、という話を聞いた。

 このことから私は、誠実かつ熱心に日々の仕事に力強く取り組むということが、いかに大きな力を持っているかということを、つくづく感じさせられた。そういう態度というものは、見る人の心に何物かを与えるばかりでなく、仕事そのものの成果をより高める原動力にもなると思うのである。


【コラム】筆洗

2014年2月26日 東京新聞TOKYOWeb

▼寄席に連日通ってくるおじいさんがいる。変わった人で絶対に笑わない。若い落語家二人が勝負した。どっちが先に笑わせるか

▼最初に上がった方は笑いどころいっぱいの大ねたをこれでもかと熱演した。笑わない。もう一人が高座に上がる。「桃太郎」。大人びた子どもが出てくるたわいもない話を選んだ

▼サゲにかかる。見ると老人がにっこりと笑っている。老人には大切な孫がいた。「桃太郎」に孫を思い、温かい気持ちになって思わず頬をゆるませた。誰かに聞いた話だが、分かる気がする。子どもの仕草(しぐさ)、愛犬の表情。時に情愛は強引な滑稽よりも、笑い顔をつくる

▼この人もある時、ねたに困った。先代の柳家小さん師匠。一九三六(昭和十一)年、陸軍青年将校による二・二六事件に加わるはめになった。当時二等兵。「意味も分からないで連れてかれた」

▼占拠した建物の中。上官に「みんな元気がないから、一席やれ」と命令された。困った末、演じたのは「子ほめ」だった。隠居に教えてもらった子どものほめ方を八五郎が間違えるという話

▼誰も笑わなかった。笑えなかった。皆、高ぶっている。事件はこの先どうなっていくのか。緊張と不安。「笑えやしませんよ。本当に馬鹿(ばか)な話」と当時を書いている。情愛もへったくれもない状況では、その後の「名人」が演じようとも、人の心は解けない。笑えない。

☆ 雨の朝です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆

ごきげん歌に乾杯!


2014年2月26日(水)
前半 夜 8時05分~8時55分/後半 夜 9時05分~9時30分

里見浩太朗

長山洋子

原田悠里

前半
長山洋子 「たてがみ」
「捨てられて」
「じょんから女節」

原田悠里 「夢ひとすじ」
「木曽路の女」
「津軽の花」

里見浩太朗 「あゝ人生に涙あり」
「流星~いにしえの夜空へ~」
「花冷え」
瀬口侑希・

山岡秀明 「ひばりのマドロスさん」
瀬口侑希 「不知火情歌」
後半
瀬口侑希 「夢灯籠」
長山洋子 「もう一度・・・子守歌」
原田悠里 「秋月の女」
里見浩太朗 「口笛の彼方に」

今日のコラム

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月26日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

時を待つ心

 行き詰まる会社をみてみますと、たいていは仕事がヒマになったらムリをしてでも注文を取ろうとしています。その結果、かえって大きな損をして会社の破綻を招くことになってしまうのです。反対に、「ヒマはヒマで仕方がない。これは一時的な現象なのだから、この機会に日ごろ怠りがちだったお得意に対するサービスをしておこう」とか、「機械の手入れすべきものはしておこう」というような態度をとっている会社は、かえって時を得て発展する。そういう場合が多いように思います。

 なかなかむずかしいことですが、時を得なければ休養して時を待つ、そういう心境もまた大事だと思うのです。


【コラム】筆洗

2014年2月25日 東京新聞TOKYOWeb

▼「月光仮面」の月光は「月光菩薩(ぼさつ)」に由来するという。「日光菩薩」とともに薬師如来をお守りする。川内康範さん原作の「月光仮面」は一九五八(昭和三十三)年二月二十四日にテレビ放送が始まった

▼放映時間には銭湯から子どもが消えたという。コンセプトは和製「スーパーマン」。<どこの誰だか知らない>正義の味方である

▼ただし悪人といえども絶対に殺さぬ。悪い心の持ち主でも倒れた者がいれば、助け起こす。仏教の人だからである。「憎むな、殺すな、許しましょう」が番組のテーマだったという(『戦後生まれのヒーローたち』)

▼なるほど月光仮面は拳銃を使用するが、その目的は威嚇などに限定される。悪役の拳銃だけが月光仮面の射撃で弾(はじ)き飛ばされるシーンがよくあった。人を危(あや)めぬ寛容の人、許しの人である

▼ソチ冬季五輪の閉会式を見る。開会式で失敗をした。五輪マークの仕掛けが一部開かなかった。その失敗を閉会式であえて再現した。ミスを笑いに転じる演出。失敗した者へのいたわり、寛容の心を見る。気に病んでいた関係者はどんなに救われたことか

▼開会式での不完全な五輪マークが入ったTシャツがロシアで人気という。人間はやはり不完全な五輪の輪か。許しがなければ生きられぬ。そういえば、月光仮面のマークも三日月。「やがて完全な満月になる」。そんな理由だという。

☆ 今日も花粉対策してお出かけ下さい。皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム

2014-02-25

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月25日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

七十点以上の人間に

 完全無欠な人間などあり得ないと思う。だから、お互い人間として、一つのことに成功することもあろうし、ときにはあやまちもあるだろう。それは人間としてやむを得ないというか、いわば当たり前の姿だと思う。

 しかしあやまちと正しいこととを通算して、正しいことのほうが多くなるような働きなり生活を持たなければ、やはり人間として、望ましい姿とは言えないのではなかろうか。

 かりに自分を点数で表わすとどうなるだろう。三十点のマイナス面はあるが、少なくともプラスの面が七十点ある、というようなところまでには到達するようお互いに努力したいものである。


【コラム】筆洗

2014年2月24日東京新聞TOKYOWeb

▼椎名誠さんのデビュー作『さらば国分寺書店のオババ』(一九七九年)は古本屋のオババと若き日の椎名さんとの「対決」を描いた「昭和軽薄体」の代表作である。オババが時に腹立たしくも魅力的である

▼立ち読みの若い客を容赦なく叱る。無礼な客には「二度と来るな」と罵倒する。怒りにはもちろん理由がある。一冊一冊がわが子のようにかわいい。本をぞんざいに扱う人間が許せないのだ。本には神様が住んでいるとオババがいう。「昔は、またいだだけで叱られたもんだ」

▼オババならすすり泣くだろう。東京都内の図書館が所蔵する「アンネの日記」と関連本が切り裂かれた。ユダヤ人迫害の日々を描いた本の被害は、三百冊を超える。誰も死んでいない。「紙」が破られたにすぎない。それでも事件に身を引き裂かれるような痛みを感じるのはなぜか

▼どんな本も人類の「記憶」である。人が生きた証し。切り裂かれたのは紙ではなく、それはやっぱり人であり、心なのだ

▼レイ・ブラッドベリの『華氏(かし)451度』は本の所持を禁止した世界を描く。題名は本が燃える温度。本という記憶、記録を許さぬことで市民を支配する国家。本を守ることは、人類を守ることである

▼心配なのは、本を破った「君」である。なぜ黒い心に支配された。「どうして」。裂かれても笑ったままのアンネ・フランクの写真が尋ねる。


☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日6:30~10:00放送!

2月24日(月)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

「スマートシティ」について
京都スマートシティエキスポ運営協議会
(出演者未定)
あっちこっちほっかほか便り

弥生、3月各地のイベント紹介
ふれあいひな祭り
長岡京市 神足ふれあい町家
都もはんなりおこしやす
お世話的沖縄旅行のススメ
森谷威夫、スタジオに乱入!?

2月25日(火)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

フィリピン・レイテ島の復興支援活動について
NPO法人インターナショナル
コミュニティ倶楽部 施嵐(シー・ラン)さん
あっちこっちほっかほか便り

弥生、3月各地のイベント紹介
雪割草展
福知山市都市緑化植物園
都もはんなりおこしやす
今朝のみそひともじ
歌人 林和清さん

2月26日(水)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

ハマエンドウとハマゴウの保護活動について
ネイチャーズ新海浜 宇野道雄さん
あっちこっちほっかほか便り

弥生、3月各地のイベント紹介
京の流しびな
下鴨神社
都もはんなりおこしやす
妙慶さんのちょっといい話
僧侶 川村妙慶さん

2月27日(木)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

インドでそろばん指導 子どもに教育の場を
NPO法人日印教育支援センター
あっちこっちほっかほか便り

弥生、3月各地のイベント紹介
湖辺ルネッサンス~大津のヨシ作戦~
大津市環境政策課
都もはんなりおこしやす
あ~お腹いっぱい おかわり!
晃瓶之巻

2月28日(金)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

タイで働く象の命を守る施設を作りたい
象さん幸せ計画
あっちこっちほっかほか便り

弥生、3月各地のイベント紹介
ザゼンソウ ウォーク&学びの集い
今津まちづくり情報センター
都もはんなりおこしやす
松竹芸能

今日のコラム

2014-02-24

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月24日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

大阪城築造の秘訣

 豊臣秀否は、あの豪壮華麗な大阪城を、わずか一年半で築造したというが、どうしてそんなことができたのか今日なお不思議に思われる。しかしその大きなな原因の一つは、築造に当たって彼は「功ある者には莫大な恩賞を与えるぞ」と約束した。そのかわり「過怠ある者は牢に入れるだけでなく、容赦なく首を斬ってしまうぞ」と宣言した。首を斬られてはかなわんから、みんな必死になって働くが、その上に莫大な恩賞が約束されているから、より一層はげみがつく。そこにあの大阪城築造の秘訣があったとも言えよう。“信賞必罰”は、昔も今も、人間の存在する限り必要なものであり、永遠の真理を喝破した貴重な教えではなかろうか。


【コラム】筆洗

2014年2月23日 東京新聞TOKYOWeb

▼海は、さまざまな想像をかき立てる。果てしない水平線が広がるエメラルドブルーの海ともなれば、夢想と言ってもいいような思いすらわく。沖縄・辺野古の海は、そんな海だ

▼漁港の堤防の上を海に向かうと、先端に小さな祠(ほこら)がある。まつられているのは龍宮神。そこから先は、人魚伝説のモデルといわれるジュゴンやウミガメが泳ぐサンゴ礁の海が広がる

▼振り向けば、緑濃い丘が海辺まで迫り、砂浜が広がる。ここをリゾートにしたら、どんな楽園になるか。目を三角にしがちな近隣の首脳らもこの海を前にすれば、その目もまるくなるのではないか

▼だが現実には、一帯は米軍基地キャンプ・シュワブであり、日本政府は海を潰(つぶ)し滑走路を造ろうとしている。リゾートにするなど夢想なのだろう

▼「いや、それは夢物語ではない」と言う人がいる。沖縄で大手ホテルグループを率いる平良朝敬(たいらちょうけい)さんだ。平良さんは「辺野古の岬はリゾートとしてアジア屈指。アジアの楽園だ」と普天間飛行場の辺野古移設に反対し、キャンプ・シュワブの返還を求めている。「観光は平和産業。紛争のある所に観光客は来ますか、そこに楽園はありますか」

▼「美しい国へ」「日本を、取り戻す。」と謳(うた)う首相がなぜ、美しい海を米軍から取り戻すどころか、差し出そうとするのか。辺野古の海でいくら想像力を働かせても、分からなかった。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

週のはじめに考える “静脈”は健康ですか

2014年2月23日


 中国の発展も再生資源が支えています。廃棄物を扱う産業は「静脈産業」とも呼ばれます。ごみも分ければ貴重な資源。大連で一つの例を見ました。

 微小粒子状物質、PM2・5が黄色くよどむ中国・大連市内には、零細な資源回収業者が点在します。一見、ごみ捨て場のようですが、世界中の資源をのみ込むかのような中国リサイクル市場のそこは、最前線に当たります。

 日本では無償で回収される五百ミリリットルの空きペットボトルが一本一角(元の十分の一、一・七円)、一キロなら約六十五円の高値で買い取ってもらえます。
◆千種類の資源に分ける

 持ち込まれた廃棄物の大半は、大連市南郊の甘井子区にある環嘉集団に運ばれます。環嘉とは、環境によいという意味です。

 環嘉集団は、中国全土でも十指に入る総合資源再生企業です。

 廃プラスチック、金属、古紙、廃家電…。百十二カ所の分別センターと百三カ所の工場で、集めたごみから千種類以上の資源を再生します。

 膨大なごみの山は、メーカーの用途や品質基準に合わせて、作業員の手で分類、洗浄されて、プラスチックのフレーク(破片)や鉄のインゴット(塊)といった製品に生まれ変わって、繊維工場や製鉄所などに送られる。

 年間取扱量は一千万トン。延べ十万人の雇用を生み出し、英米に支社を持ち、近く日本にも開設予定。中国科学院と提携し、ナノ技術を応用した廃プラ再生技術や新素材の開発なども手掛けています。

 王金平董事長(社長)が十三歳の時、一人でリヤカーを引いて鉄くずの収集を始めて以来三十年。ごみを扱う「静脈産業」は今や、中国経済の根幹を担う国策企業、ハイテク企業、そしてグローバル企業に成長した。
◆“食欲”は増すばかり

 環嘉をここまで大きくしたのも、中国の急激な経済成長に伴う、飽くなき資源需要です。

 その“食欲”を満たすため、中国政府は大連市政府と共同で、甘井子区から高速道路で北へ二時間離れた土地に、広さ二十五平方キロの巨大リサイクル団地を建設し、関連の問屋や設備を集約、さらに効率的な再生資源の運用を図る計画を進めています。

 環嘉集団も年内に、本社をそこへ移します。それに併せて「リサイクルコンビニ」を展開し、資源の集約力を高める計画です。

 トイレットペーパーや缶飲料、再生容器に入った洗剤など、資源ごみをリサイクル商品と引き換える、物々交換のコンビニです。

 集めたごみが資源、そして製品へと再生された姿を見てもらい、市民の分別意欲を高める情報センターの役目も担う。

 都市部では二千世帯、農村部では二千五百世帯に一カ所ずつ。ゆくゆくは全国展開するという。

 捨てればごみ、分ければ資源-。一九八〇年代初め、分別という耳慣れない言葉とともに、私たちがよく目にしたスローガン。今では、中国の発展を支える呪文なのかもしれません。

 環嘉の主力商品は、再生プラスチック。買い取り価格は日本の三倍です。集荷量の半分を「日本製」が占めている。

 なぜ高く売れるのか。品質がいいからです。歩留まりが高く洗浄コストもかかりません。いくら資源不足とはいえ中国も、日本のごみがほしいわけではない。

 なぜ品質がいいのでしょう。私たちが三十年かけて培ったリサイクル文化ともいうべき、国内の資源循環システムがあるからです。中国に売ればいいというわけでは、もちろんありません。

 二〇三〇年代、世界の資源需要を賄うには地球が二個必要になるという。「打造静脈産業(静脈産業をつくれ)」は、環嘉の社是ですが、これにならって資源小国日本こそ、その健康状態を点検し、強化を図るべきではないか。
◆リサイクルは地域の和

 たとえば愛知県岡崎市の高木化学研究所は、地元自治体に働きかけて、廃ペットボトルの回収システムをつくった。

 また、自動車業界のニーズに合わせた燃えにくい内装用再生繊維を豊橋技科大と共同開発し、リサイクルを地元で完結させた。

 このような地域の和、人の和、循環の輪を、広く、しっかりと育てておかねばなりません。

☆ 花粉が飛んでいます。花粉症の人は花粉対策をして、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

かんさい土曜ほっとタイム 土曜 午後1時05分~3時55分

2014-02-22

かんさい土曜ほっとタイム
http://www.nhk.or.jp/kansaihot/

2月22日の放送予定

キャスター:佐藤 誠、千堂 あきほ(俳優)

1時台

「ほっとDE川柳」

川柳作家 大西 泰世

「お天気どんなんかな・全国の気象情報」

「白井操のよろしゅうおあがり」

料理研究家 白井 操

「あきほのいいたいねん」

千堂 あきほ(俳優)

2時台


「ほっと人物ファイル」

指揮者 飯森 範親

3時台

「ぼやき川柳アワー」
 
お題

『約束(約束を交わすなどの)』

『それる(投球がそれるなどの)』

川柳作家 大西 泰世


☆ 今日も聴いています。☆

今日のコラム

2014-02-22

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月22日松下幸之助一日一話 (松下幸之助.COM)

努力を評価しあう

 販売に当たる人が、一つの商品について技術、製造の人の開発の苦心を思い、逆に技術、製造にたずさわる人は、販売する人の努力に感謝し、心をこめて製品をつくりあげる。また経理の人は一円のお金にも、それが利益となって生まれてくるまでの技術、購買、製造、販売、その他すべての部門の人の汗の結晶というものを考え、それを最大限に生かしてゆく。

 というように、お互いの一つ一つの懸命な努力を、いわば目頭を熱くするような思いで理解し、それを生かしあってゆく。そして、そこに生まれた成果をお互いに喜びあっていく。そういうものがあってはじめて全体の発展も生まれてくるのではないだろうか。


【コラム】筆洗

2014年2月21日東京新聞TOKYOWeb

▼<スキヤキの魅力よ。長崎を去って以来、ずっと焦がれているのさ>。故・坂本九さんが歌い、一九六三年、全米一位になった「上を向いて歩こう」(SUKIYAKI)には、こんな英語の訳詞がある。珍妙である

▼もちろん原曲は作詞永六輔さん、作曲は故・中村八大さん。永さんは歌詞を六〇年安保闘争の挫折や悲しみ、そしてその先の希望を込めて書いた

▼いろいろな国の歌い手が吹き込んだが、いずれの歌詞も永さんのメッセージとは大きく異なっていた。八〇年代にヒットした英語版も素朴な失恋の歌である

▼「ルック・アット・ザ・スカイ」。十八日、新しい英訳が英国の歌手オリー・マーズさんの歌で発表された。本来の歌詞の意味で世界の人を励ましたい。八大さんの長男の中村力丸さん(50)が訳をオノ・ヨーコさんに依頼していた

▼ヨーコさんもまた、悲しみに上を向いて歩いてきた人である。ビートルズ解散の原因といういわれのない批判。夫ジョン・レノンさんの死。「ヨーコさんだから涙をこらえ歩いていく気持ちを英語にできる」と力丸さんはいう

▼力丸さんは、ヒット曲「こんにちは赤ちゃん」のモデル。八大さんが生まれたばかりの力丸さんに「こんにちは。おれが親父(おやじ)です」と言ったのを見て、永さんが歌詞にした。立派になった「赤ちゃん」のいい仕事に八大さんの軽快なピアノが聞こえる。


☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム



☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月21日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

人事を尽して天命を待つ

 「人事を尽して天命を待つ」ということわざがある。これは全く至言で、私はいまも自分に時どきその言葉を言い聞かせている。日常いろいろめんどうな問題が起きる。だから迷いも起きるし、悲観もする、仕事にも力が入らないことがある。これは人間である以上避けられない。しかしそのとき私は、自分は是と信じてやっているのだから、あとは天命を待とう、成果は人に決めてもらおう……こういう考え方でやっている。

 小さな人間の知恵でいくら考えてみても、どうにもならぬ問題がたくさんありすぎる。だから迷うのは当たり前である。そこに私は一つの諦観が必要だと思うのである。


【コラム】筆洗

2014年2月20日東京新聞TOKYOWeb

▼古い怪奇映画なんかのおしまいにこんなナレーションがよく入る。「あなたにも、起こるかもしれない話なのです」。現実かもと警告する。これが実に怖い

▼「あの鉛色の物体がいつあなたの庭に落ちてくるかもしれないのです。明日、目が覚めたら、まず庭をご覧ください」。「ウルトラセブン」の「緑の恐怖」。おびえた記憶がある。庭を見ろ。具体的な指示が一層怖さを強める。そんなはずはない。でも

▼<多喜二忌や糸きりきりとハムの腕>秋元不死男(ふじお)。二十日は『蟹(かに)工船』の作家小林多喜二の忌日である。一九三三年二月二十日、特高警察に逮捕され拷問死した。軍国主義に反対する危険思想の持ち主。そんな理由で人が殺される。わずか八十一年前のことである

▼<糸きりきりとハムの腕>。「きりきり」という、オノマトペ(擬音語)が醸す恐怖。小林が死んだ八年後の四一年に秋元も新興俳句弾圧の京大俳句事件で特高に検挙された。きりきりは自分の痛みでもあろう

▼前の俳号は、東(ひがし)京三。並べ替えると共産党。<冬空をふりかぶり鉄を打つ男>。鉄は資本主義。それを打つので革命だ。いずれの特高の言い掛かりも狂気である

▼日本は今どっちへ向かう。平和か。小林や秋元の時代か。<戦争が廊下の奥に立つてゐた>。秋元と同じ時期に摘発された渡辺白泉(はくせん)。明日、目が覚めたら、まず廊下をご覧ください。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月20日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

公憤を持つ

 指導者たる者、いたずらに私の感情で腹を立てるということは好ましくない。しかし指導者としての公の立場において、何が正しいかを考えた上で、これは許せないということに対しては大いななる怒りを持たなくてはいけない。

 だから、一国の首相は首相としての怒りを持たなくてはならないし、会社の社長は社長としての怒りを持たなくては、ほんとうに力強い経営はできないと言ってもいい。まして昨今のように日本といわず世界といわず、難局に直面し、むずかしい問題が山積している折には、指導者はすべからく私情にかられず、公のための怒りをもって事にあたることが肝要であると思う。


【コラム】筆洗

2014年2月19日 東京新聞TOKYOWeb

▼大雪。山梨県早川町。その町の二人の職員は八キロの雪道を歩いている。段ボール二個分の非常食をリュックサックに背負っている。往復十時間。雪と闘いながら前へ進む。孤立し、食料が尽きかけている「誰か」のために

▼やはり雪で立ち往生した中央道の談合坂サービスエリア。その製パン会社の運転手は積み荷の菓子パンをただで配布している。おなかをすかせた「誰か」のために

▼地上すれすれにヘリコプターが空中静止している。その自衛隊員は積もった雪の中へ飛び降りる。深い雪。足を取られて思うようには歩けない。それでも必死で立ち上がろうとしている。「誰か」のために

▼インドネシア・バリ島。ダイビング中、行方不明になっていた日本人女性が岩場で見つかる。救助の船が近づこうとするが、高い波が邪魔をする。現地の人か。その男の人は泳いで岩場に向かっている。懸命に泳ぐ。肩を寄せ合い救助を待つ「誰か」のために

▼ソチ五輪。ノルディックスキー・ジャンプ男子団体。葛西紀明選手。個人戦で銀メダルに輝いても泣かなかったが、団体での銅メダルには声を上げて泣いている。銀メダルを自分のことのように喜んでくれたチームメートに団体戦でメダルを、どうしても取らせたかった。仲間という「誰か」のために

▼講釈は無用であろう。日本や日本人に起きた、「ある一日」の出来事である。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

大雪の猛威 忘れてはいけない備え

2014年2月19日


 記録的な大雪が各地を襲い、地域の孤立や道路の通行止めなどの被害が出た。雪に慣れない地域での防災に課題も浮き彫りとなった。被害を最小限に食い止めるには油断せず備えることが必要だ。

 関東甲信地方では積雪で道路が寸断され山間部を中心に各地で住民が孤立した。中部地方でも愛知県豊根村が一時孤立した。停電も重なり住民を不安にさせた。自治体は迅速な復旧作業に全力を尽くしてほしい。

 大雪被害で問題となったのは高速道路での車の立ち往生が続いたことだ。東名高速では最大約五十キロの大渋滞を招いた。除雪車両が入れず復旧を大幅に遅らせた。

 高速道は物流の大動脈だ。早期復旧は欠かせない。通行止めの判断を早められなかったのか。道路情報の周知は十分だったか。政府や道路管理者は再検討すべきだ。

 一般道も重要なインフラだ。物流だけでなく患者の救急搬送や在宅の高齢者への医療・介護サービスが滞る事態は避けたい。

 道路での放置車両は地震や風水害などの場合でも救助活動や避難の障害になる。政府は放置車両を撤去するための法改正の検討を表明した。検討は必要だろう。

 ドライバーにも油断はなかったか。東名高速では通常のタイヤを装着していた車が最初に立ち往生した可能性がある。チェーンやスコップが必要な状況だったろう。個々人の判断ミスが混乱を拡大させる要因になるとの自覚を持ってほしい。雪ならハンドルを握らない勇気も要る。

 東急東横線では雪でブレーキが利きにくくなったことによるとみられる追突事故が発生した。各地で体育館やアーケードの屋根が雪の重みで倒壊する事故も起きている。運行ルールや建物の耐雪基準の見直しなどが求められるのではないか。

 住民自身も備えができる。

 降雪前に凍結防止剤を路面にまいて備えた商店街があった。雪かき作業を住民同士が協力して行った地域もあろう。自治会やマンションの管理組合、学校のPTAなどで除雪作業のルールや連絡方法を決めておけば役立つ。震災時の共同の下地にもなる。

 今後もまたいつ降雪があるか分からない。警戒が必要だ。ゲリラ豪雨や竜巻、大型台風など自然災害の頻度は増している。

 「経験のない災害」はいつでも起こり得ると危機感を持つべきだ。想定外の被害を次に生かす意識を忘れたくない。


☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆



きらめき歌謡ライブ


NHKラジオ第1 > きらめき歌謡ライブ

http://www.nhk.or.jp/r1-night/kirameki/

【放送予定】2月19日(水) 午後8時05分~9時30分

山本譲二、金田たつえ、松前ひろ子

クミコ、岡ゆう子、竹川美子


今夜も聴いています。

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月19日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
最善の上にも最善がある

 会社としては、常に何事も最善と思ってやっているし、みなさんもそれに基づいて最大の努力を払っていると思います。しかし、立場をかえて、お客様の側からいうと、まだまだこう考えてほしい、こうあってほしいという希望が出るのも、また当然だと思います。

 そういうことを考えてみると、ものには最善の上にさらに最善がある、限りなく上には上がある。それを一段一段、そういう訴えを聞くたびに素直にそれを聞いて、検討するということが永遠に必要ではないかと思うのです。そういう意見をよく汲み上げて、改める点があれば改める、というようにすることが必要だと思います。


【コラム】筆洗 東京新聞TOKYOWeb

2014年2月18日

▼仲代達矢さん(81)の映画デビュー作は何か。著書には、「二十三歳の私は『火の鳥』(一九五六年)で本格映画デビューした」とあるが、その二年前にある映画に出ている。黒沢明監督の「七人の侍」。エキストラとしての出演だが、こっちの方が早い

▼「本格映画デビュー」と、断っているのはそのせいか。それほど「七人の侍」にはいい思い出がなく、「屈辱的だった」とさえ言っている

▼数秒しか映らぬ浪人役。それでも黒沢さんは「なんだ、その歩き方は」と何度もやり直しを求めた。わずかなシーンに約六時間。その間、主役は待たされる。「なんだ、あいつは」の声が聞こえる

▼エキストラの青年はどんなに居たたまれなかったことか。その後に、黒沢さんの「用心棒」(六一年)の出演依頼をいったん断った理由もここにある

▼この人のデビューはどうだったか。ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を獲得した黒木華(はる)さん。野田秀樹さんの「ザ・キャラクター」(二〇一〇年)が舞台デビューと聞くが、記憶がない。調べるとそのはずで役名もない「その他大勢」の一人。一一年の阿佐ケ谷スパイダースの「荒野に立つ」。失礼だが強い印象はない

▼一歩一歩か。雪道。コツは一歩ずつ踏み締めること。慌てれば滑る。脇見をすれば足を取られる。名優と国際賞女優が教えてくれるのは雪道の歩き方ばかりではない。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

黒木さん銀熊賞 世界に輝かせたい邦画

2014年2月18日


 ベルリン国際映画祭で黒木華さんが最優秀女優賞(銀熊賞)に輝いた。二十三歳にしてしなやかさあふれる演技が世界の人々の心をつかんだ。現代の日本映画界そして日本人女性の快挙を喜びたい。

 大雪に見舞われ、いてついた日本列島にドイツから届いたホットな話題であった。

 出演した映画は、山田洋次監督の八十二作目となる「小さいおうち」。中島京子さんの直木賞受賞小説が原作だ。

 日本人の銀熊賞は、左幸子さん、田中絹代さん、寺島しのぶさんに次いで四人目。最年少での受賞には喝采を送りたい。

 京都造形芸術大学在学中に舞台デビューし、映画の初出演は三年前だ。それでも、審査員の総評で、女性の活躍を描いた多くの作品の中で「演技力は群を抜いた」と言わしめた。

 国内の映画新人賞を総なめにした末に、一気に国際舞台に躍り出た形だ。実力派女優としての前途が楽しみである。日本の若い女性陣にも夢と希望を与えよう。

 映画では、昭和の初期、東京郊外の中流家庭で起きる不倫を軸に家族模様が描かれる。黒木さんは、山形から上京して住み込みで奉公し、すべてを目撃する布宮タキを演じている。

 昭和の女性の立ち居振る舞いが醸し出す雰囲気が、極めて大きなウエートを占める作品である。平成生まれの黒木さんだが、日本人が心の奥底に抱いているだろう美意識を世界に通用するメッセージにまで高めることに成功した。

 その鋭く柔らかい感性は、日本の現代っ子が秘める可能性を物語っているのかもしれない。映画界にとどまらず、さまざまな分野での躍進をも期待させられる。

 そして、今度の銀熊賞の受賞は同時に、長年にわたり家族を描き出してきた山田監督に授与された栄誉でもあった。

 コンペティション部門の出品は五作目だが、主要賞の受賞は初めてである。オーディションで黒木さんを抜てきした山田監督の先見の明のたまものといえよう。

 審査員は総評で「監督にも賞をあげたかったが、賞が足りなかった」と言及した。もちろん、お世辞ではあるまい。

 洋の東西を問わず家族のありようや幸せのかたちは、人々が追い求めてやまない永遠のテーマなのだろう。戦争がもたらす悲劇。平和を保つ難しさ。世界が向き合う切実な問いに、日本ならではの発信を続けたい。


☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように。☆

今日のコラム


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2月18日松下幸之助一日一話(松下幸之助. )

日本式民主主義を

 民主主義の基本理念というものは、まことに好ましいものであり、これを取り入れ国家国民の調和ある発展繁栄をはかっていくことは、きわめて重要なことだと言えます。けれども、それは日本の伝統、国民性というものに立って行なわなくてはなりません。基本の理念は同じでも、具体的な形体は、それぞれの国民性にしたがって、さまざまでなくてはならない。いわば、アメリカにはアメリカ式民主主義、フランスにはフランス式民主主義、日本には日本式民主主義がなくてはならないと思うのです。それを日本みずからの伝統を忘れて、アメリカやフランスのようにやろうとしても、根なし草の民主主義に終わってしまうでしょう。


【コラム】筆洗

2014年2月17日東京新聞TOKYOWeb

▼喜劇を書くとする。人はなぜ笑うのか。諸説ある。プラトンさんは「他人への優越感」、カントさんは常識からの予期せぬズレと考えたそうである

▼予期せぬズレ。分かりやすい例は立派な紳士がバナナの皮で、すってんと滑って転ぶ伝統的なギャグだろう。すまし顔の紳士。ヘマをしないような人物が転ぶから笑いが起きる

▼黒木夏美さんが書いた『バナナの皮はなぜすべるのか?』によるとバナナの皮で滑るギャグは誰かが突然、思いついたものではないという。十九世紀後半、米国ではバナナの皮を平気で路上に捨てていた。滑って転び、場合によっては死亡する事故が続出していた

▼冗談ではなく、一八七〇年にはニューヨークで「反オレンジの皮・反バナナの皮協会」なる団体が結成されている。バナナの皮で滑って転ぶという現実。その中でバナナのギャグがいつしか生まれ、やがて定着していった

▼「バナナの皮」は英語では政治用語でもある。政権を悩ませることになる災いや落とし穴などを意味する。安倍首相。立憲主義を軽視した発言は言うに及ばず、意見を異にする者への憎悪むき出しの国会答弁を見るとバナナの皮が敷き詰められた道を目隠しで歩いているようである

▼滑っても笑えない。こんな調子の政治ならいずれ転んでも当たり前。笑いを生む予期せぬズレではない。どう転んでも喜劇にはならぬ。

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KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日6:30~10:00放送!

2月17日(月)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

赤ちゃんといっしょの京都旅・ベビープランのあるお宿
京家 大友篤さん
あっちこっちほっかほか便り

ソチオリンピックをもっと楽しもう
カーリングを体験できるところ(カーリング協会)
都もはんなりおこしやす
悪徳商法にだまされるな
京都消費生活有資格者の会 理事 消費生活専門相談員 松本久美子さん

2月18日(火)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

京都丹波・写ガール隊が活躍中!
京都丹波・写ガール隊 (出演者未定)
あっちこっちほっかほか便り

ソチオリンピックをもっと楽しもう
スノーボードハーフパイプが体験できるスキー場(びわこバレイ・関西唯一のハーフパイプ)
都もはんなりおこしやす
「ファミリーで京都お出かけ」写真コンテストについて
オフィスパワーアップ 丸橋泰子さん

2月19日(水)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

ガリ版の魅力を発信
ガリ版ネットワーク 岡田文伸さん
あっちこっちほっかほか便り

ソチオリンピックをもっと楽しもう
モーグルが体験できるスキー場(ハチ北スキー場・国際スキー連盟 認定コース)
都もはんなりおこしやす
教えて 毛利先生  ひなまつりのお話
西陣和装学院 学長 毛利ゆき子さん

2月20日(木)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

「コミュニティダンス」って?
京都芸術センター
あっちこっちほっかほか便り

ソチオリンピックをもっと楽しもう
スキージャンプが体験できるところ(札幌ウインタースポーツミュージアム)
都もはんなりおこしやす
みんなに公平花薫る花クイズコーナー 秀男もね
集花園 谷奥秀男さん

2月21日(金)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

外国人向け 京都から500円バスを走らせる訳
天橋立観光協会
あっちこっちほっかほか便り

ほっかほか朝市
都もはんなりおこしやす
映画を観よう
京都シネマ 横地由起子さん

今日のコラム


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2月17日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

死も生成発展

 私は、人生とは“生成発展”、つまり“日々新た”の姿であると考えています。人間が生まれ死んでいくという一つの事象は、人間の生成発展の姿なのです。生も発展なら死も発展です。

 人間は、今まで、ただ本能的に死をおそれ、忌みきらい、これに耐えがたい恐怖心を抱いてきました。人情としては無理もないことと思います。

 しかし、われわれは生成発展の原理にめざめ、死はおそるべきことでも、悲しむべきことでも、つらいことでもなく、むしろ生成発展の一過程にすぎないこと、万事が生長する一つの姿であることを知って、死にも厳粛な喜びを見出したいと思います。


【コラム】筆洗

2014年2月16日 東京新聞TOKYOWeb

▼勝者には何もやるな」。米作家ヘミングウェーが一九三三年に書いた、短編集の題名である。「勝者に報酬はない」という訳もあるが、「何もやるな」の方が心に切り込む鋭さがある

▼ソチ五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦選手が優勝した。快挙である。ヘミングウェーではないが、勝者の羽生選手には何もいらないだろう

▼彼は勝った。その過程での努力、成長。それ以上の「報酬」はない。「勝者には何もやるな」は最大の賛辞である。未来にも勝利が待っていることだろう

▼六位の高橋大輔選手。これで引退とも聞く。彼には「何か」をあげたい。男子フィギュアを長く引っ張った。二〇一一年の震災以降の暗い空気。何となく心が晴れぬ一時期、ふと見た高橋選手のスケートに慰められた人もいるはずだ。そういう時代と巡り合わせた選手である

▼十四日のフリー。こんなに明るい顔で演技する人だったか。心から笑っている。喜んでいる。ジャンプ後の着氷は乱れたかもしれないが、そんなことは、もうどうでもいい。精いっぱいやる。滑ることが楽しくてたまらない。気持ちが伝わる

▼プログラムの曲はビートルズの「イエスタデイ」から始まった。リンクに初めて立ったのは二十年前の同じ日という。自身の二十年間という「昨日」。震災という日本の「昨日」。そして明日へ。演技にそんな伝言を見た。


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今日のコラム

葛西選手 メダルおめでとうございます。

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2月16日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )

最高責任者の孤独

 組織の最高責任者の立場に立つと、部下はもちろん、それまで同僚として一緒に働いてきた人びとの自分に対する見方が変わってきます。自分は変わらなくとも、周りでは見方が変わり、ほんとうのことを言ってくれる親友というものは、地位が上になればなるほど少なくなるというのが現実ではないでしょうか。

 そういう意味で、最高責任者は好むと好まざるとにかかわらず、心の上にいろいろなさびしさが出てきて、いわば孤独な立場になるということが言えます。

 だからこそ、いわゆる声なき声というものに耳を傾ける謙虚さというものが、トップに立つ者にとってはきわめて大切だと思うのです。


【コラム】筆洗

2014年2月15日 東京新聞TOKYOWeb

▼チェコの作家カレル・チャペックに言わせれば、二月は油断ならぬ月である。名著『園芸家12カ月』(中公文庫)で<不機嫌なことと、変わりやすいことにかけては、断然ほかの月よりうわてだ>と書いている。<昼間は甘言をもって灌木(かんぼく)の芽をおびき出し、夜になるとその芽を火あぶりにする>

▼雪国ではそれどころではなかろうが、立春の前の陽射(ひざ)しにせかされるように、鉢の植え替えをした。バラにアジサイ…。鉢の中にびっしり張った根をほぐし、新しいふかふかの土を入れる。木から「ああ、さっぱりした」という声が聞こえた気がした

▼よく見れば、アジサイの芽はぷっくりとふくらみ、バラの堅い芽も春への準備を始めていた。それが先週末に続いての大雪。チャペックの言うように、二月は<一方の手でわたしたちをさすりながら、もう一方の手でわたしたちの鼻の頭をはじく>ようだ

▼しかし「雪は暖かいふとん」らしい。群馬県北部で植物写真を撮り続ける埴沙萠(はにしゃぼう)さんによると、積雪が一センチでもあると、大気が氷点下一〇度でも、地下一センチの温度は零度ほど

▼しかも柔らかく積もった状態なら、三十センチの積雪であっても、その下は本が読めるほどに明るいのだという(『足元の小宇宙』NHK出版)

▼木の芽も、今ごろふかふかの雪のふとんを喜んでいるかもしれない。<一吹雪春の隣となりにけり>前田普羅(ふら)。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

浜岡・審査申請 地震の巣の上なのに

2014年2月15日


 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)は“地震の巣”の上に立つ。日本経済の大動脈近くでもある。4号機の審査が申請された。だが最も再稼働が難しい原発であることに、今も変わりはない。

 南海トラフ巨大地震を念頭に、地震の揺れの強さの想定を引き上げた。高さ二十一メートルの津波に備えて、長さ一・六キロの壁を造った。高台に発電機を設置した-。

 だが私たちは東日本大震災から学んだはずだ。自然災害の大きさは、科学の予想をはるかに上回ることがある。

 中部電力は「あくまでも対策が新規制基準に適合するかどうかの審査申請。再稼働とは無関係だ」と繰り返す。

 その通り。いくら机上の模擬試験で満点を取ったところで、国民の不安はぬぐえない。再稼働には、国民の理解が不可欠だ。

 原発は特別な施設である。万が一にも事故が起これば、広範な地域に回復不能な被害が及び、多くの人命を脅かす。回復不能の損失すらありうる。そのことも福島原発事故に思い知らされた。

 中でも浜岡は特別な原発だ。東海地震の想定震源域の真っただ中、つまり、地震の巣の上に立っている。東京、名古屋、大阪を結ぶ大動脈の近くでもある。福島よりも、首都に近い。“地元”は、静岡県だけではない。その先行きは国民的関心事なのである。だからこそ、民主党政権は特に停止を要請したのではなかったか。

 政権は代わっても、浜岡原発の置かれた立場に変わりはない。中電の原発依存率は一割強と、低かった。ならばこの際、針路を変えるべきではないか。大方の消費者は協力を惜しまないだろう。

 対策工事の完了は来年九月。申請を急ぐのは、火力発電の燃料費がかさみ、経常収支が三年連続赤字見込みという背景がある。

 しかし、静岡県が独自に設置した原子力の経済性を検証する会議では、浜岡再稼働後の安全対策費など営業経費が、火力燃料費の増加分を上回るとの試算も示されている。

 3・11後、火力の発電効率は飛躍的に高まった。

 米国やカナダからシェールガスの輸入が始まれば、燃料費は必ず下がると予想される。火力の効率化で原発停止の穴を埋めながら、再生可能エネルギーの進化と普及を図ろう。そんな時代の先取りこそが、中電にとどまらず電力会社と地域の持続可能性に通ずる道ではないのだろうか。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

かんさい土曜ほっとタイム 土曜 午後1時05分~3時55分

かんさい土曜ほっとタイム
http://www.nhk.or.jp/kansaihot/

番組放送予定

2月15日の放送予定
キャスター:佐藤 誠、西川かの子(タレント)

1時台

「オススメ関西文化芸能情報」

雑誌「上方芸能」編集長 広瀬 依子

「お天気どんなんかな・全国の気象情報」

「どようマンガ博物館」

京都精華大学教授 吉村 和真

「かのこのひとりごと」
広瀬 依子吉村 和真

2時台

「ほっと人物ファイル」アンコール

アコースティックギターデュオ ゴンチチ
ゴンチチ

3時台

「ぼやき川柳アワー」  → 過去のお題と大賞句はこちら

お題

『見事(見事な腕前などの)』
『力む(体が力むなどの)』

川柳作家 大西 泰世


今日も聴いています。

今日のコラム


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2月15日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )

自己観照

 自省の強い人は、自分というものをよく知っている。つまり、自分で自分をよく見つめているのである。私はこれを“自己観照”と呼んでいるけれども、自分の心を一ペん自分の身体から取り出して、外からもう一度自分というものを見直してみる。これができる人には、自分というものが素直に私心なく理解できるわけである。

 こういう人には、あやまちが非常に少ない。自分にどれほどの力があるか、自分はどれほどのことができるか、自分の適性は何か、自分の欠点はどうしたところにあるのか、というようなことが、ごく自然に、何ものにもとらわれることなく見出されてくると思うからである。


【コラム】筆洗

2014年2月14日東京新聞TOKYOWeb

▼テオブロマ・カカオ。チョコレートの原料カカオの学名だ。テオブロマとは、「神々の食べ物」の意。祈るような想(おも)いを込めるには、ぴったりのお菓子である

▼そんなチョコはかつて本当に神聖な食べ物だった。原産地の中南米で栄えた文明では、豊作を祈るため、神に捕虜を生(い)け贄(にえ)として捧(ささ)げれば、その心臓がカカオの実になると信じられていた。カカオは通貨の役割も果たし、豆百個が奴隷一人に値した。あまりに貴重なため、収穫にあたる農民ですら手を出せなかったそうだ

▼それも今は昔…と思っていたが、どうも世界の現実は違うらしい。西アフリカのカカオ産地では、奴隷制を思わせるような強制労働や児童労働がはびこってきたという

▼その悲惨な状況を打破するために、各国政府やカカオ豆を扱う多国籍企業が協調し対策に乗り出したのはつい十数年前のことだと、キャロル・オフさんの労作『チョコレートの真実』(英治出版)に教わった

▼カカオ産地で、農民らにチョコの値段が百円程度だと伝えると、みんな目を丸くするという。それは少年の日給の三日分よりも多い。当然、チョコを口にしたこともない

▼オフさんは、<これは私たちの生きている世界の裂け目を示している。カカオの実を収穫する手と、チョコレートに伸ばす手の溝は、埋めようもなく深い>と書く。チョコには苦い真実も含まれている。


☆ 今朝も寒く足元不良です、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム



☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます ☆


2月14日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )

顔も商品

 私はいままであまり容貌に注意せず、ゾンザイな点が多かった。ところがたまたま銀座のある有名な理髪店に行ったところ、そこのお店の人から次のように言われたことがあった。

 「あなたは自分で自分の顔を粗末にしているが、これは商品を汚くしているのと同じだ。会社を代表するあなたがこんなことでは、会社の商品も売れません。散髪のためだけでも、東京に出てくるというような心がけでなければ、とても大を成さない」 まことにもっとも千万で、至言なる哉と大いに感心し、それ以来、多少容貌に意を用いるようにもなった。私はその人から貴重な当世哲学を教えられたのである。


【コラム】筆洗

2014年2月13日 東京新聞TOKYOWeb

▼鳥たちの眼に、ヒトはどう映っているのだろう。翼もないのに、まるで本能に突き動かされるかのように、空高く飛ぼうとする。飛ぶだけでなく、ツバメのごとく、宙で舞うことまでしてのける。妙と言えば妙な生き物だ

▼陸上の棒高跳びで三十五回も世界記録を打ち立てて「鳥人」と呼ばれた選手がいたが、十五歳と十八歳の日本の少年も、この称号がふさわしかろう。ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプで、平野歩夢選手と平岡卓選手が銀、銅のメダルを得た

▼パイプから本当に羽ばたくように飛び立って、華麗に舞う。特に平野選手の跳躍ぶりは、米スポーツ誌が「彼は空中で文庫本が熟読できるかのよう」と評したほどだ。失敗し「墜落」してもくじけぬ心の持ち主だから、表彰台まで飛んでいけたのだろう

▼それにしても人類は、なぜかくも飛びたがるのか。ある少女はこう言っていた。「もっと飛びたい、もっと飛んだら、どんな風になるんだろうという好奇心からです」

▼この言葉の主、高梨沙羅選手は五輪のジャンプ女子で初代女王の座を狙ったが、四位に終わり「(五輪は)やはりどこか違うところがある」と涙を流した

▼それでも、五輪の空を飛ばなければ、見えなかったものが見えたはずだ。飛ぶのは楽しい、次はどんな世界が広がるか。十七歳の鳥人はまたきっと、のびのび空を舞ってくれるだろう。

☆ 今朝は、雪が降っています。寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

2月13日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )

一人の力が伸びずして……

 自分は一年にどれだけ伸びているか、技術の上に、あるいは社会に対する物の考え方の上に、どれだけの成長があったか、その成長の度合をはかる機械があれば、これは簡単にわかります。しかし、一人ひとりの活動能力というか、知恵才覚というか、そういう総合の力が伸びているかどうかをはかる機械はありません。けれども、私は五%なり十%、あるいは十五%伸びた、と自分で言えるようでないといけないと思います。やはり一人ひとりが、自分の力でどれだけのことをしているかということを反省してみることが大切です。

 一人ひとりの力が伸びずに社会全体の力が伸びるということはないと思うのです。


【コラム】筆洗

2014年2月12日 東京新聞TOKYOWeb

▼米映画「ティファニーで朝食を」(一九六一年)のオードリー・ヘプバーンは実に魅力的だが、日本人が見ると落ち着かなくなる場面がある。「ミスター・ユニオシ」という「日系人」が出てくる

▼演じたのは日本人ではなく、日系人に扮(ふん)したミッキー・ルーニー。メガネ。小柄、飛び出た前歯。きいきい声。同じアジア人として腹を立てた俳優のブルース・リーは上映中に席を立ったという

▼日本人への人種的からかいを含むステレオタイプ。原型は戦時下の反日宣伝活動にある。米国では国民的人気の絵本作家ドクター・スースもメガネと歯が出た「日本人」を描いている

▼もちろん「ユニオシ」ほどのひどい描写は現在、消えたが、なお残るステレオタイプはおじぎか。日本人が何度も頭を下げるのでいつ頭を上げていいのか分からない。こんなギャグを何回見たことか

▼「からかわれたくない」の一心で米国勤務では意識しておじぎをしなかったが、どうも難しく考えすぎていたか。そう思えるほど胸がすっとするおじぎを見た。ソチ五輪スノーボードの角野友基選手。スタート位置で深く一礼する。ゴール後も頭を下げる。「礼に始まり礼で終えようと思った」という

▼恥ずかしがることはない。日本人は礼儀正しく、おじぎをする。海外でどう見られても構わない。十七歳の堂々としたおじぎにこっちの頭も下がる。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

変わる医療の役割 「治す」から「支える」へ

2014年2月12日


 日本は世界一の長寿国になった。高齢化社会では病を「治す」医療だけでは長い人生を支えきれない。医療の役割は大きな転換期にあるようだ。

 「食べさせないから死ぬんじゃない。死を迎えるから食べないんです」

 あるシンポジウムで、特別養護老人ホームの高齢者を見守るベテラン医師・石飛幸三さんはこう訴えた。医師の思いと患者の実態とのズレを現場で実感したからだ。

 現代の医療は病を治し、延命することを使命としている。食事がうまくできないのなら胃ろうで栄養を取り延命を目指す。
◆胃ろう拒否した夫婦

 リハビリで回復が見込める場合など胃ろうが必要なケースはあるが、その医療は本当に本人の望むものだろうか。こんな疑問が医療や介護の現場で広がっている。

 石飛医師はある夫婦の決断を紹介した。介護施設に入る妻に胃ろうを迫られた夫は拒否した。それが妻のためになると思えなかったのだ。夫は職員と一緒に毎日、食事介助を続け一年半の貴重な時間を共有した。

 最期は眠り続け一週間後に息を引き取った。かつて病院で延命治療に取り組んでいた石飛医師が驚いたのは、延命治療を施していないのに最期まで呼吸が苦しくならず尿も出たこと。

 「最後の代謝で体中を整理して身を軽くして天に昇っていった」

 穏やかな最期だった。

 「死なせない」医療は多くの命を救ってきた。それにかかわる人たちの共通の思いだろう。今後はそれに加えて「安らかな最期」を迎えられることも望まれている。それは本人が望むよう生きること自体を支える医療ともなる。

 二十世紀の日本の医療は結核などの感染症対策から始まった。全国に保健所が整備され公衆衛生に力点が置かれた。「守る」医療だ。

 最初の役割の転換点は二十世紀半ばだ。脳卒中やがん、心臓病などの慢性疾患が死因トップになると医療設備と人材を集約して対応する病院の整備が進んだ。「治す」医療が進歩した。

 医療の量が確保され、どこの医療機関にもかかれるようになった。国民皆保険が国民に行き渡りそれを支えている。
◆患者の生活の質重視

 高齢化が進む今は次の転換期を迎えているといわれる。病を治す病院の役割は依然重要だが、徐々に体の機能が低下する高齢者には生活の質(QOL)を「支える」ことこそが大切になる。それには在宅医療が不可欠だ。

 政府の社会保障制度改革国民会議が昨年まとめた報告書では、今後の医療について二つの構造改革が示されている。

 まず、手術などの治療で病やけがを治す急性期の医療や、治療を終え社会復帰へリハビリを担う医療など病院ごとの役割分担を明確にし、同時に在宅医療も充実させていこうとする改革だ。

 二つ目はこうした医療機関の再編を都道府県が担うことだ。政府は約九百億円の補助制度を二〇一四年度に新設し、地域のニーズに合った医療体制を整える。

 社会保障にも地方分権を進め効率的な医療の提供を図る発想は確かに必要だろう。

 政府が二年に一度見直す医療の価格(診療報酬)も在宅医療の充実が図られそうだ。一四年度からの改定内容が十二日に決まる。

 医療保険の保険料や税、患者負担から支払われる医療費をどの治療や投薬に配分するかを決める。今改定では在宅医療を担う医療機関や人材を増やす方向である。

 二五年に団塊世代が七十五歳を超える。増える高齢者に医療を提供し、充実した老後を過ごしてもらうには今後も在宅医療の充実に努めるべきだろう。

 患者を在宅に移せば病院の医療費は減る。その分を在宅医療に回せるよう、自治体は病院再編を確実に進める必要がある。そのために新設される補助金である。医療機関へのバラマキで終わらないよう監視すべきだ。

 海外に比べ国民医療費は少ないのに手厚い医療を受けられるのが日本の医療の良さだ。改革はその維持が前提でなければならない。
◆人生そのものを診る

 医療が患者の伴走者となるには病だけでなく人生そのものを息長く診る覚悟が要る。処方箋は一つではない。その人に合った多様な医療を提供する技量が要る。介護との連携も不可欠である。医師の再教育など人材育成が課題だ。

 患者は軽い症状でも高度医療を行う大病院を受診しがちだ。しかし、不必要な受診を控えるなど患者にも自覚が求められる。医師も患者も互いに顔の見える関係をつくる。どんな人生を送りたいか、それを実現する医療は何か話し合う。人生をともに歩む医療はそこから始まるはずだ。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように。☆

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

2月12日 松下幸之助一日一話 (松下幸之助.COM )

部下の提案を喜ぶ

 従業員の人びとが喜んで仕事をする姿をつくるには、上司なり先輩が、部下なり後輩の提案を喜んで受け入れるということが大切だと思います。それがいますぐには実際に用いることができないような提案であったとしても、その行為なり熱意なりは十分に受け入れる。つまり、発案をすればするほど上司が喜ぶという雰囲気が非常に大事だと思うのです。

 部下の提案に対して、「いや君だめだ」と言う。また来る。「ああ君、これもだめだ」と言うようなことでは、「提案してもムダだ、やめておこう」ということになり、決まった仕事しかしなくなってしまうでしょう。それでは、進歩も向上も生まれてこないのです。

【コラム】筆洗

2014年2月11日 東京新聞TOKYOWeb

▼東京都心に降った記録的な大雪はあっという間に道路から消えつつある。気温が上がったせいもあるが、住宅地の雪がずいぶんと片付いているのは住民の雪かきのおかげである

▼日曜午前。雪がやむと、ちゃらんちゃらんというシャベルとアスファルトが当たる音が聞こえてくる

▼外へ出る。思った以上にたくさんの人が慣れない雪と戦っている。「都知事選だからね」。近所のおばさんがいう。この道は投票所につながる一本道でもある

▼見ていると、誰もが自分の家の前から始める。当然である。歩道の雪をまずどける。その後で車道の雪に挑む。家の周囲が片付くと、出て来ていない隣家や近くの家の前に取り掛かる人もいる。気持ちは分かる。自分の家の前だけ雪が消えても続く道はなお歩きにくい

▼「駅前でさあ、掃除のボランティアをやっていたらね」。雪を集めながら向かいのおじいさんがいう。「若いのが集めたごみをけっ飛ばすんだよ。家に帰ってかみさんに話していたら、くやしくてポロポロ泣けてきてさあ」。話を聞く。一緒に腹を立てる。一緒に悲しむ

▼誰かに指示されたわけではない。道を歩きやすくしたい。それだけである。「それぞれ」がやる。「それぞれ」がつながる、広がる。できる人は、できない人を助ける。話をすれば心も晴れる。月曜日の朝。十分ほどの駅までの道に雪だるまが六つ。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように。☆

KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日6:30~10:00放送!

2月10日(月)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

フキ栽培で地域活性化
辻シニア生きがい事業委員会 会長 垣谷久雄さん
あっちこっちほっかほか便り

バレンタインにちなんで
京都フラワーバレンタイン 推進協議会の取り組み
都もはんなりおこしやす
薫のおきらく京都案内

2月11日(火)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

きっかけバス47プロジェクトについて
きっかけバス47プロジェクト 京都代表 原田奈実さん
あっちこっちほっかほか便り

バレンタインにちなんで
恋人の聖地プロジェクト
都もはんなりおこしやす
今朝のみそひともじ
歌人 林和清さん

2月12日(水)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

映画「アオギリにたくして」で、平和の種を広めたい
プロデューサー 中村里美さん
あっちこっちほっかほか便り

バレンタインにちなんで
石川県輪島・千枚田 「あぜのきらめき」
都もはんなりおこしやす
もとむらてつろうの美味しい話
本村哲郎さん

2月13日(木)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

美味しい焼き芋で障害者支援
有限会社キャンビー 加地康さん
株式会社ヤマサ社長 西山さん
京都やましな学園 園長 政田さん
あっちこっちほっかほか便り

バレンタインにちなんで
「ハート形のつり革」を見つけて叡山電鉄
都もはんなりおこしやす
あ〜おなかいっぱい おかわり! 薫之巻

2月14日(金)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

3月1日はみやこめっせへ!誰でも楽しく社会貢献できるイベント開催
NPO法人 希少難病患者支援事務局
あっちこっちほっかほか便り

バレンタインにちなんで
「Brother Earth」名古屋市科学館 プラネタリウムドーム
都もはんなりおこしやす
松竹芸能
お笑いタレントのみなさん

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月11日松下幸之助一日一話 (松下幸之助.COM )

国を愛する

 わが国は戦後、相当立派な成長発展を遂げてきましたが、不思議に愛国心という言葉がお互いの口から出ません。ときたま出ても、あまり歓迎されない状態です。愛国心というものは、国を愛するあまりに他の国と戦いをすることになるという人もあります。しかし決してそうではないと思います。国を愛すれば愛するほど、隣人と仲よくしていこう、友好を結んでいこう、ということになるだろうと思うのです。お互いが自分を愛するように国を愛し、隣人を愛す、そうすることによってそこに自分の幸せも築かれていくと思うのです。そのような姿をお互いに盛りあげていくことが、国民としての大きな使命ではないでしょうか。


【コラム】筆洗

2014年2月10日 東京新聞TOKYOWeb

▼米大リーグ・ドジャースのかつての名将、トミー・ラソーダさんは「過去」を忘れない人だった。マイナーの試合。若きラソーダ投手は相対したベテラン外野手の頭目がけて投じた

▼何とかよけたが、二球目も三球目も同じような球。怒った打者と乱闘になった。ゲーム後、この打者がラソーダさんに聞いたという。「オレなにか、悪いことをしたか」。「だってあの時、サインしてくれなかったじゃないか」

▼少年の時、サインを求めたが、冷たくあしらわれた。少年は忘れまいと誓った。東京都知事選で細川護熙元首相が敗北した。脱原発層はラソーダさんだったのかもしれぬ

▼脱原発を訴えた細川さんとそれを支援した小泉純一郎元首相の二人とも一時期、高い支持を集めた大物である。勝てる可能性があった候補といえたが、脱原発層にもやはり細川さんへの投票をためらう人がいたのではないか

▼二人とも、考えを変えたという。それでもともに原発を推進してきた人である。別の「過去」もある。細川さんはかつてカネの問題で政権を投げ出した。小泉さんの構造改革は格差社会につながった。弱い者を助けてくれなかったという苦い記憶が残っている

▼二人のことが違う世界の人にしか見えなかったか。「だって、あの時に原発を止めてくれなかったじゃないか」。投票結果から、そんな声が聞こえた気がする。

☆ 今日は建国記念日 祭日です。今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム



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2月10日 松下幸之助一日一話 (松下幸之助.COM )

同行二人

 弘法大師さんが開かれた高野山にある霊場に詣でる人びとの菅笠には、みな一様に“同行二人”とかいてある。どこにいようと、どこに行こうと、自分は一人ぼっちではない、いつもお大師さまと二人という意味である。

 つまり、これら信仰三昧の人びとの心の中には、いまもなお大師は生き生きと存在しておられるのである。

 もちろん、大師の生身の身体が、そのままここにあるというわけではない。しかし、大師はいまもなおここにおわすと感じること、また感じようとつとめるところに、大師の教えが永遠に生きてくることになる。真理は永遠に生きるというのは、こんな姿を言うのであろうか。


【コラム】筆洗

2014年2月9日東京新聞TOKYOWeb

▼松本清張さんにも失敗はあった。一九五七年、週刊誌に連載した『眼の壁』。ある場所の描写で筆が滑った

▼岐阜県瑞浪市を流れる土岐川を「町の中を清流が」と書いた。事実ではない

▼陶器の生産地。川の水は当時、陶土で白く濁っていたのだ。忙しい清張さんは地図上の想像で描写することもあったという。読者の指摘でただちに「水は真白く濁っていた」と、訂正した

▼これとは異なるが、村上春樹さんの『ドライブ・マイ・カー』が騒動になっている。北海道中頓別(なかとんべつ)町出身の二十四歳の「みさき」が運転中、煙草(たばこ)を窓の外に弾(はじ)き捨てる。「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」。ここに町議が反発した

▼町議の気持ちも分かるが、事実の誤りではなく、主人公の「主観」の問題である。「みさき」が煙草を投げたのは主人公への同情や好意の表れか。問題の文章はその好意にあえて気付かないふりをする主人公の思いと読める。自分への好意ではなく「中頓別町ではみんなやっているのだろう」と思い込もうとする。あくまで解釈だが、本気ではない気さえする

▼村上さんは名前は変えるというが、中頓別町に後悔はないか。「みさき」は魅力的でさえある。『坊っちゃん』で夏目漱石は松山の悪口をさんざん書いたが、作品は松山の自慢であろう。何か知恵はなかったか。瑞浪育ちは思う。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム




☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月9日 松下幸之助一日一話(松下幸之助 .COM )

一歩一歩の尊さ

 仕事はいくらでもある。あれも作りたい、これもこしらえたい、こんなものがあれば便利だ、あんなものもできるだろう、と次から次へと考える。そのためには人が欲しい、資金が欲しいと願うことには際限がないが、一歩一歩進むよりほかに到達する道があろうか。それは絶対にない。やはり、一歩一歩のつながり以外に道はない。坦々たる大道を一歩一歩歩んでゆけばそれでよい。策略も政略も何もいらない。一を二とし、二を三として一歩一歩進んでゆけばついには彼岸に到達するだろう。欲しいと願う人も一人増え、また一人増えてついには万と数えられよう。一歩一歩の尊さをしみじみ味わわねばならぬ。


【コラム】筆洗 東京新聞TOKYOWeb

2014年2月8日

▼日本の近代建築研究の第一人者で、三日に六十八歳で逝去した鈴木博之さんが、ある企業から、「数百年残り続けた構築物の調査を」との依頼を受けたのは、東日本大震災の三十年前のことだったという

▼世界各地の建築遺産などを調べ、報告書を書いた。その時、数世紀の時に耐えうる建造物のありように気づいたと、新聞への寄稿で記していた

▼一つは、大理石など持ち去られやすい高価な材料や、維持に手間が掛かる最先端の技術で造るのは、だめだということ。泥や普通の石などありふれた材料で大きく造るのが肝要で、ピラミッドや古墳がその例だ

▼もう一つは、宗教に代表されるように、人々が世代を超え、それを守る熱情を持ち続けるシステムがあること。その好例の一つが、伊勢神宮だ

▼大震災の教訓を鈴木さんは<自然への畏敬の念、そこに込められた鎮魂の思いなくしては、今後数百年にわたる町の再生はあり得ないのではないか>と論じた。いくら私たちの生活が技術発展の上に立とうとも、自然の力をしかと感じて生きねばならないのだと

▼さて、鈴木さんの三十年余前の報告書を手にした企業はどう受け止めたろうか。この企業、実は原発から出る放射性廃棄物に関連する会社で、その長期貯蔵のヒントを求めていたそうだ。まさか核の力を信奉する「宗教的システム」が必要と考えた訳ではなかろうが。


【社説】東京新聞TOKYOWeb

補正予算 無駄削減は見せ掛けか

2014年2月8日

 二〇一四年度予算案編成で「無駄遣い」として削減された事業費の多くが、一三年度補正予算に計上されている。安倍晋三首相が示してきた「無駄削減」に取り組む姿勢は見せ掛けだったのか。

 六日成立した一三年度補正予算は、四月の消費税増税の影響を緩和する経済対策の財政的裏付けになるもので総額五兆五千億円。安倍首相の指示で昨年九月に編成が始まり、一四年度予算案の編成作業と同時並行で行われた。二つの予算は一体だ。

 この編成過程で、国民に対する「だまし討ち」が起きていた。

 安倍内閣は昨秋、各府省の事業に無駄や見直す余地がないかを有識者が公開で検証する「行政事業レビュー」を行った。十府省の五十五事業が対象となり、一四年度予算案編成の過程で約四千八百億円を削減した、と公表していた。

 しかし、「無駄な事業」として一四年度予算案から削られた予算のうち、少なくとも八事業、三千六百億円が、一三年度補正予算に前倒しで「復活」していたのだ。

 麻生太郎財務相は「有識者の指摘に対応して予算を計上した」と釈明したが、当初予算で削った無駄な予算を補正予算にそっくり移し替えただけなら、無駄を削減したとは、とても言えまい。

 補正予算編成は本来、財政法で緊急に必要となった場合などに限られているが、実際には、当初予算で削られた不要不急の事業が補正予算に「敗者復活」のように盛り込まれることが横行してきた。

 さらに補正予算は当初予算に比べて査定が甘く、国会での審議時間も短い。これが無駄遣いを許す温床となり、国家財政悪化の一因であることは否定できない。

 こうした悪弊は一刻も早く断ちきるべきだ。行政の無駄を削る首相の姿勢が本物だというのなら、「無駄」と指摘された事業予算の執行凍結を決断したらどうか。

 持続的な社会保障制度の確立や財政健全化を掲げて、国民に増税や年金、医療、介護など社会保障費の負担増を強いる一方で、無駄と指摘された事業の予算を、経済対策を名目にばらまく。

 こんなことを繰り返していては四月からの消費税増税や10%への再増税に国民の理解が得られないだけでなく、首相が今年の施政方針演説でわざわざ一項目を設けて表明した財政健全化も望めまい。

 首相には、歳出削減に抵抗する官僚たちと、政治生命を懸けて戦う覚悟が必要だ。無駄を削る姿勢が見せ掛けなら、もう要らない。


☆ 大雪ですね、足元に気を付けて下さい。今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

かんさい土曜ほっとタイム 土曜 午後1時05分~3時55分



かんさい土曜ほっとタイム http://www.nhk.or.jp/kansaihot/


2月8日の放送予定
キャスター:佐藤 誠、奥野 史子(スポーツコメンテーター)
1時台


「旅情報」

旅行ペンクラブ 木村 真弓

「お天気どんなんかな・全国の気象情報」

「オススメ映画情報」

タレント 浜村 淳

「ふみこのきいておくれやす」
木村 真弓浜村 淳
2時台


「ほっと人物ファイル」

タレント 森脇 健児
森脇 健児

3時台


「ぼやき川柳アワー」  → 過去のお題と大賞句はこちら

今日のお題

『霧(霧雨が降るなどの)』

『似る(顔が良く似るなどの)』

川柳作家 大西 泰世
大西 泰世

投句はこちら ケータイからも投稿できます
https://www.nhk.or.jp/kansaihot/form/index1.html


今朝は雪が降っていました。芝生の所が少し積もって白くなっています。

寒いですからゆっくりラジオを聴きます。

川柳は聴くだけにします。

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます。今朝は雪が降っています。☆

2月8日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )
魂を加えた価格

 価格というものは、サービスとか配達とかいろいろな便宜だとか、そういうものを総合した価値判断によって決めるべきで、単によそがいくらだからウチはいくらにするというようなことでは、ほんとうの商売はできないと思います。

 たとえば、よそで一万円のものを、場合によっては一万五百円で売ります。するとお客さんが“なぜよそより高いのか”と聞かれます。そのときに“同じ製品ですが、私の方はお添え物があるのです”“何を添えてくれるのか”“私どもの魂を添えるのです”と申し上げることができるかどうか。そのように、お店の魂をプラスして価格を決定することがお互いの商売には必要だと思うのですが、いかがでしょうか。


【コラム】筆洗

2014年2月7日 東京新聞TOKYOWeb

▼ロシアの人々は、寒さを愛している。氷点下になるかならぬかくらいの冷え込みだと、「気分が悪い」と嘆きつつ、言う。「早くマローズが来ればいいのに」

▼マローズとは、厳寒のことだ。寒さを通り越して痛さを感じ、大気から一切の濁りが消えダイヤモンドダストが舞うような日、かの地の人々は実に喜々としている。ロシア版のサンタクロースはその名も「ジェド・マローズ」。直訳すれば「厳寒じいさん」。寒さは恵みなのだ

▼ただ、一九四一年のマローズは残酷だった。第二次世界大戦の独ソ戦が始まると、ドイツ軍はレニングラード(現サンクトペテルブルク)を包囲し、三百万都市を兵糧攻めにした。この年の寒波は例年にない厳しさだった

▼飢えた人々は、砂糖工場が爆撃されれば、焼け跡で氷をかき集めた。その氷にかすかな甘さがあると信じて。九百日にも及ぶ包囲戦で六十四万人の餓死者を含む八十万人の命が奪われたという。封鎖が解かれたのは、ちょうど七十年前の冬のことだった

▼きょうロシアで初の冬季五輪が開幕する。節目の年の平和の祭典は厳冬の中で犠牲となった人々への手向けともなろう。開催地ソチは、戦いの歴史が刻み込まれたカフカスにあり、テロの脅威などきな臭さは消しがたい

▼それでも、ソチのジェド・マローズは、世界中をあたためるようなドラマを届けてくれるはずだ。

☆ 今日は雪の朝です。寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

2月7日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )

平穏無事な日の体験

 体験というものは、失敗なり成功なり何か事があったときだけに得られる、というものでしょうか。決してそうではないと思います。平穏無事の一日が終わったとき、自分がきょう一日やったことは、果たして成功だったか失敗だったかを心して考えてみると、あれはちょっと失敗だったな、もっといい方法があったのではないか、というようなことが必ずあると思います。それについて思いをめぐらせば、これはもう立派な体験と言えるのではないでしょうか。

 形の上での体験だけでなく、日々お互いがくりかえしている目にみえないささいなことも、みずからの体験として刻々に積み重ねていく姿勢が大切だと思うのです。

【コラム】筆洗

2014年2月6日 東京新聞TOKYOWeb

▼高円寺竜三。五木寛之さんが一九六六(昭和四十一)年に書いた小説『艶(えん)歌』に出てくる、音楽ディレクターである

▼演歌専門。有能だが、影のある人物で、人呼んで「艶歌の竜」。舛田利雄監督の映画「わが命の唄 艶歌」(六八年)では芦田伸介さんが竜三を演じた

▼こんな場面がある。録音。何度も歌わせるが、竜三は気に入らない。何回目かの録音で歌手の音程が外れる。声が割れる。「よしできた」。竜三がいう

▼上ずった音程、割れた声。これこそ日本人の悲しさ、苦しさを込める演歌に似つかわしいのか。モデルは音楽ディレクターの馬渕玄三さん、と聞く。九七年に亡くなったが、島倉千代子さんの「からたち日記」などを担当した

▼馬渕さんも在籍した日本コロムビアで騒ぎが続く。日本最古のレコード会社は音楽配信会社フェイスの子会社となる。五日には両耳が聞こえぬ作曲家、佐村河内守さんにゴースト作曲家がいたことが判明した。同社がCDを出していた。ファンはがっかりしているだろう

▼佐村河内さんが悪い。悪いが、こうも思う。作品自体に罪はない。佐村河内さんも公表まで事実の重さに苦しんだと思いたい。どうしようもない人間の弱さ、愚かさ。代作という心の闇を裏に抱えることになった作品が不憫(ふびん)でならない。曲に心を揺さぶられた人がいる。作曲者が誰でもその事実は変わらない。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆ 

今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆


2月6日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

正しい国家意識を

 昨今の国際情勢は、一方で“世界は一つ“と言いつつも、その一方で各国が過度の国家意識に立ち、自国の利害を優先してしまうため、対立や紛争が一向に絶えない。

 それでは日本はどうかというと、反対に国家意識がきわめて薄いため、かえって問題が起こっているようである。個人でも正しい自己意識、人生観を生み出し、自主性を持って生きていってこそ、そこにはじめて他の人びとに対しても、おごらず、へつらわず、仲よくつき合っていけるわけである。国でも同じである。国民が正しい国家意識を持ち、他の国ぐにと交流していくことが大切であろう。“過ぎたる”もいけないが、“及ばざる”もいけない。


【コラム】筆洗

2014年2月5日東京新聞TOKYOWeb

▼江戸の昔の人たちは、いろいろなものに美や色っぽさを発見したようだ。「目病み女に風邪ひき男」。オツな病気として女性は目の病、男は風邪と挙げている

▼女性が赤い布で目をちょっちょっと押さえる姿が色っぽく映ったという。熱に目を潤ませた男が「熱があっていけねえや」とかすれ声を出せば、世話狂言の二枚目となる

▼こっちの方は深刻である。インフルエンザが猛威をふるう。「警報レベル」の地域も増え、流行のピークが迫る

▼医者にかかって寝ているしかないが、患えば、気弱になる。「誰か」にいてもらいたくなるものだ。ちょっとの熱にもうめく人もいるが、あれは、「誰か」に甘えて心細さを解消しているのだろう。覚えがある。「誰か」にうめくと、少しは楽になる

▼良寛和尚だって「誰か」にうめきたかった。<寒熱 早々として別れ/血脈 混々として乱る>。一人暮らしの良寛には病の辛(つら)さを隠さず訴える詩や歌がいくつもある。中野孝次さんが書いている。「苦しい、心細いと歎(なげ)き歎き、自分の弱さをさらけだして、ようやく(病を)凌(しの)いだのである」(『風の良寛』)

▼良寛のように孤独にインフルエンザの病状にうめいている一人暮らしの方、特に高齢者が心配である。困っている人の「誰か」になる。そんな人こそ美しく、二枚目で、鯔背(いなせ)なのだろうが。と世間をちょっとおだててみる。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆

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